「事故究明が求められる以上コメントしようがない」共産・田村氏 辺野古転覆船長について

記者会見する共産党の田村智子委員長=3月26日午後、国会内(奥原慎平撮影)
記者会見する共産党の田村智子委員長=3月26日午後、国会内(奥原慎平撮影)

共産党の田村智子委員長は26日の記者会見で、沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の船2隻が転覆した事故について「なぜ起きたのか究明が必要だ」と強調し、同志社国際高(京都)の2年の女子生徒(17)ら2人が犠牲になった事故原因の解明を訴えた。

一部週刊誌などは、女子生徒が乗船していた抗議船「平和丸」を運航した船長と共産党の関わりを示唆している。

「週刊誌報道は承知をしているが、この件については高校生も含めて命が奪われた悲痛な事故だ」と述べ、「事故の究明を捜査当局が行っている。究明が求められる以上には、私からコメントのしようがない」と述べるにとどめた。

国旗損壊「罰則おかしい」

また、田村氏は「国旗損壊罪」を新設する法整備を与党などが目指していることには反対の考えを示し「国旗に対する愛国心をはかるような法律にすること自体が問題だ」と語った。

同罪創設を巡っては、刑法に外国国旗の損壊や汚損などに関して「2年以下の懲役」などの罰則が設けられている一方、日本の国旗にはないという論点がある。

田村氏は「外国の国旗を毀損することは外交上の問題に発展しかねないということでの法律だ。いわゆる国旗を大切にしようというものではない」と指摘し、「日本の国旗を何をもって毀損したというのか分からないまま、罰則というのはおかしい」と述べた。

赤旗が期待に応えてくれる

党勢を巡っては、2月の衆院選で8議席から4議席に減らした一方、機関紙「しんぶん赤旗」の購読申し込みは電子版を含めて好調だという。

田村氏は「赤旗が(政治への)危機感に応えるような情報を掲載してくれる期待として購読申し込みにつながっている」と手応えを語った。

「なぜ共産党か。きっかけの一つが私のストリート対話をユーチューブチャンネルで見て、『こんな風に聞いてくれるんだ』『だったら私の思いに応えてくれるんじゃないか』という風に若い方々が受け止めて、私の思いで質問するのは共産党だと思い、申し込んでくれる人が広がっている」と語った。

田村氏は最近、自身のユーチューブチャンネルで「ストリート対話」と銘打って、街行く若者らに話しかけ、インタビュー・対話する企画を始めている。(奥原慎平)

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