リニア静岡工区、県着工容認へ 2036年開業へ官民「加速」の協議決着
リニア中央新幹線の整備に向け最大の難所だった静岡工区を巡り、静岡県とJR東海の協議が26日、事実上完了した。南アルプス周辺の環境保全策など県が求めていた条件がそろい、鈴木康友知事は年内に着工を容認する見通しだ。物価高騰や難工事など課題はあるが、最短で2036年の品川―名古屋間の開業が視野に入った。
前知事の川勝平太氏が県中部の大井川流域の水問題を理由に着工反対を17年に表明してから、9年越しで合...
▼リニア中央新幹線 JR東海が2014年に着工した東京と大阪を結ぶ新路線。超電導磁石を使って浮上して走行し、最高時速は約500キロメートルと従来の東海道新幹線の2倍近く。東京・品川から名古屋までの所要時間は現在の約1時間30分から40分に短縮される見通しです。
<2020年6月27日掲載>