light
The Works "【十二国記パロ】槍弓の出会い" includes tags such as "Fate", "槍弓" and more.
【十二国記パロ】槍弓の出会い/Novel by おサメ

【十二国記パロ】槍弓の出会い

1,346 character(s)2 mins

マスター「槍弓の十二国記パロが見たかったんじゃい!!!」
と、いうわけで軽率に書いてしまいました。

注意
・口調・設定その他もろもろ間違いあり。
・初めてのRなしです。お許しを。しかも短い。
・ただ単に書きたかっただけなんです。エミヤにあのセリフを言って欲しかったんです。
・届け、この思い!!(誰にだ?)
・ただ単に個人的な趣味満載です。
・久々に文章書いたので、さらに拙くなっています。
・王=クー・フーリン(ランサー) 麒麟=エミヤ
・作者のハートはガラスです。

1
white
horizontal


(あぁ…あいつが王になるのか)

 一目あいつを見たときに感じた。あいつが王だと。
 紅の瞳に蒼い髪。まさに見目麗しい、誰もが振り向くだろう容姿。そして人懐っこい笑みと自然に人を惹きこむ話し方。しかし私のような出来損ない麒麟の主になるなんて、運の悪い…。
 
 そう思う一方で私も彼に惹かれずにはいられなかった。こんなにも王気がある。この気持ちをなんと言うのだろうか。思慕?いや、思慕というには何か足りない気がする。なんだ、この気持ちは。

「ん?そういや大丈夫だったか?」

 そう言って私の顔を覗き込んでくる。そうか、私は主を探しに奔走して森の中を歩いていたら、上から妖魔の死体が落ちてきて、血を浴びて…それから気を失って…。
 あぁ、そうだ。気がついたら身を清められて、こいつに保護?されていると思う。

「まあ、こんなに綺麗な白い麒麟がいりゃあ、王も幸せってなもんだな」

 綺麗?綺麗だといったのか?この私を?

「ゆっくり休んでいくといいさ」
「君、名を何という?」

 言ってしまった。尋ねるつもりはなかったんだが…。

「クー・フーリン。そういやぁ着るものが必要だな。今、持ってくる」

 そういって彼は部屋を出て行った。

「(召し上げるのなら今しかないよ?)」
「(分かっている。でも彼は…)」
 
 彼は…なんだ。なんだというのだろう。このうずまく気持ちがわからない。

「(もう。主上にするなら、しちゃいなさい!そうやって迷っているといつ失うか分からないんだから!!)」

 女怪のイリヤが囁く。確かにやつを見たとき、失いたくないと思ってしまった。失ってはいけないとも。では、やることは一つしかない。

「俺の服なんだが、大丈夫か?」

 そう言って彼が私の近くまで来る。私は彼の足元に角を当てた。いや、正確には跪いたといった方が正しいだろう。

「!?」
「天命をもって主上にお迎えする。御前を離れず勅命に背かず、忠誠を誓うと誓約申し上げる」

 私がそういうと空気が変わり、静寂が訪れる。外の森の風が室内まで響いた。
 
 クー・フーリンの息をのむ音が聞こえた。

「…本当に俺でいいのかよ。ほとんど血の臭いしかしないぞ?」
「……」
「それに血の気が多いとよく言われる」
「……」
「加えて…「ええい!!いいから『許す』と言わぬか、たわけ!!」

「…許す」


 これがコイツ、クー・フーリンとの出会いだった。




「あらかじめ、血の臭いがするといっても、こいつ「臭い」とかいいやがるんだぜ?あの時言っただろうが」
「…うるさい。天命が貴様に下ったのだから仕方ないだろう」
「しかも血の気が多いとも言った」
「だからと言ってあそこでキレることないだろうが、このたわけ」

 

「ねぇ、士郎。私、夫婦漫才を見せられているのかしら?」
「なぁ、凛。漫才って何だ?」
「ただ単に目の前でいちゃつかれていたら、困るってこと」
「?」

 クー・フーリンの治世は長く続き、国は繁栄したという。



【十二国記パロ】槍弓の出会い




ちなみに
別国王=凛(胎果)、別国麒麟=士郎(胎果)
士郎が凛に振り回されつつ、国を豊かにしていったのだった。

Comments

There is no comment yet
Potentially sensitive contents will not be featured in the list.
© pixiv
Popular illust tags
Popular novel tags