【広島】ドラ1平川蓮、球団史上初の新人開幕1番 新井監督「自由に打席に入れて制約もない」
<オープン戦:ソフトバンク5-7広島>◇21日◇みずほペイペイドーム 広島ドラフト1位の平川蓮外野手(21=仙台大)が、新人では球団史上初の開幕1番を決めた。ソフトバンク戦では、左右で1安打ずつ放ち、オープン戦6度目のマルチ安打をマーク。12球団トップの20安打ロッテ藤原恭大外野手(25)に次ぐ、19本の安打を積み重ねた。 【写真】右越えに本塁打を放つ秋山翔吾 1回に初対戦となるソフトバンク松本晴投手(25)から右打席で追い込まれながら外寄りのカットボールを流し打って一、二塁間を破った。同点の5回には、左打席で津森宥紀投手(28)の真っすぐを左前打とした。2番中村奨成外野手(26)とともに、1番平川、3番小園海斗内野手(25)の並びに新井貴浩監督(49)は「これでいく」と明言。平川には「1番は自由に打席に入れて、制約もない。彼の良さが出る」と説明した。物おじせず思い切りのいいスタイルが切り込み隊長としての適性を感じさせる。オープン戦でも1番では打率4割7分1厘の好成績を残す。 黄金新人にとっては始まりに過ぎない。「そこがゴールじゃないと思う。開幕スタメンになってから打てないんでは意味ない。そこからも打てるように。練習したいなと思います」。26年版の輪郭が見えてきた打線は、サンドロ・ファビアン外野手(28)、坂倉将吾捕手(27)、秋山翔吾外野手(37)の一発攻勢で、日本一のソフトバンクに逆転勝ちした。【前原淳】 ◆広島新人野手の開幕スタメン 過去12人おり、最近では22年末包が7番・右翼で先発。決勝点となる先制適時打を含む3安打の活躍を見せた。12人のうち1番で先発はおらず、球団史上初めてになる。なお、他球団では、24年の佐々木(巨人)と度会(DeNA)や25年西川(ロッテ)らが1番で先発している。 ◆平川蓮(ひらかわ・れん)2004年(平16)3月31日、札幌市生まれ。小4から野球を始め、宮の森中では軟式野球部に所属。札幌国際情報ではエースを務めるも、甲子園出場なし。仙台大で野手に転向し、2年秋から両打ち。4年秋には本塁打王、打点王、盗塁王を獲得。25年ドラフト1位で広島入団。今季推定年俸1600万円。187センチ、93キロ。右投げ両打ち。