4月に武雄市で開学する武雄アジア大の定員割れが明らかになった26日、佐賀県は、2029年度の開学を目指す県立大について「私大と公立大では状況は異なる」とし、県立大の定員は充足するとの見方を改めて強調した。
4月に武雄市で開学する武雄アジア大の定員割れが明らかになった26日、佐賀県は、2029年度の開学を目指す県立大について「私大と公立大では状況は異なる」とし、県立大の定員は充足するとの見方を改めて強調した。
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県によると、県内の大学進学者は年約3500人で、うち約3千人は県外に進学している。県内に大学が不足しているとして、県立大の定員200~300人は「十分満たす」としている。日野稔邦政策総括監は「私大と公立大の状況は異なり、武雄アジア大の定員割れは、県立大とは関係ない」との見解を示した。
2月定例県議会の提案事項説明で山口祥義知事は、「一部の私立大学では定員割れが続き、定員縮小や再編が進んでいる。しかし、全国に101校ある公立大学では定員を超過して学生を集めることができている」と述べていた。
県は6億4900万円を武雄アジア大に支援している。定員割れに関し、日野政策総括監は「大学は初年度の入学者数だけで評価するものではない。教育がスタートしてからが重要で、県内高等教育の充実の観点から県としても応援したい」と話す。(山口貴由)