小中高生の自殺が過去最多の538人に 玲和7年、原因は「学校問題」が最多

厚生労働省=東京・霞が関
厚生労働省=東京・霞が関

昨年1年間の全国の小中高生の自殺原因で「学校問題」が最多となったことが27日、厚生労働省がまとめた自殺者数確定値の調査結果で分かった。小中高生は前年比9人増の538人で、統計のある昭和55年以降で最多となった。

調査結果によると、原因・動機別(複数計上)では「学校問題」が251人と最多となり、「健康問題」(174人)「家庭問題(147人)が続いた。男女の中学生と男子高校生は学校問題が自殺の大きな要因となった一方、女子高校生は「健康問題」が大きな比重を占めた。

こども家庭庁の担当者は「重く受け止めている」と話した。同庁は昨年、「こどもの自殺対策推進パッケージ」を策定。令和8年度から自治体や学校などが自殺防止のために連携する「法定協議会」を設置することなどが盛り込まれており、対策が進められる。

一方、成人も含んだ全自殺者の確定値は1万9188人となり、統計を開始した昭和53年以降で最少となった。

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