戸田市議会議員選挙に当選した際の河合氏(日本大和党のHPより)
「やめて!」と叫ぶ女性の声、「暴行!」と叫ぶ河合市議の取り巻きたち。そのほかにも、河合市議アンチの“しばき隊”と思われる日本人の怒号も多く飛び交っていたという。
「帰れオラー!」「河合! わざと!」「レイシスト! 差別主義者! 帰れ!」
クルド人は日本人には聞き慣れない奇声を上げたり、手を叩いたりしていたという。
「河合市議への暴行が呼び水になってしまったのか、クルド人をまとめる立場の人も警察官に液体のようなものをかけたり、足を出してしまったりしたようです。どんどんエスカレートしていくようでした」(前出・祭り参加者)
なぜこのような事が発生してしまったのだろうか。
「暴力は絶対に許されません。暴行してしまったクルド人が絶対に悪い。ただ、差別される日々でストレスが溜まっていた側面もあると思います。暴行した男性は解体業の社長をやっていますが、普段の素行はいい方です。温厚で、しっかりしている方ですよ。そんな人なのに、河合市議を見てヒートアップしてしまった。
河合市議が声をあげるようになって以降、街中や仕事でも嫌がらせのようなものが増えた、というのがクルド人の共通認識になっています」(同前)
この参加者はクルドの人々と接することもあり、彼らを取り巻く環境を間近でみることが多いという。
「今回、河合市議は数人の取り巻きを連れていましたが、それとは別に一般の人に紛れて少し離れたところに撮影者が数人いたようです。クルド人の中には『挑発に乗ってしまったんじゃないか』という人もいます。ただ、どんなに煽られたとしても、手を出してはいけない。彼はやってしまったことの罪を償うべきです」(同前)
河合市議はその後救急搬送され、全治1週間の診断書を公表している。埼玉県警は3月24日現在、クルド人ら関係者を聴取するなどして捜査を進めているという。