埼玉県立小児医療センター(さいたま市中央区)で抗がん剤の髄腔内(ずいくうない)注射を受けた患者が死亡、重体となった問題で、昨年11月からセンターでの髄腔内注射が中止されていることを受け、患者35人が転院を余儀なくされるなどの影響を受けたことが分かった。25日の県議会福祉保健医療委員会で、センター側が明らかにした。
センターでは昨年1~10月に髄腔内注射を受けた患者5人に神経症状が出た。うち1人は死亡、2人は重体となり、この3人の髄液から髄腔内注射には使われない抗がん剤「ビンクリスチン」が検出された。
髄腔内注射は、急性リンパ性白血病の治療では標準的な治療法。センターは昨年11月11日以降、全ての髄腔内注射を中止した。これに伴い、患者が転院したり、別の病院で注射を受けたりしている。白血病患者の新規受け入れも原則、止まっている。本来は年間70人ほどが入院するという。
岡明病院長は...
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