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高校デビューに成功し、別れた彼女がヤンデレ化した話(ヒロイン視点)/Novel by 干し芋?

高校デビューに成功し、別れた彼女がヤンデレ化した話(ヒロイン視点)

1,517 character(s)3 mins

少し読みにくいかもしれません

最近ケバブサンドにどハマりしてます。新宿で350円で飯が食えるとは、、安い!!

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あの頃の私は、空気みたいな存在だった。

本が好きで、話すのが苦手で、クラスでは誰とも目を合わせずにいた。
そんな私に、君だけが話しかけてくれた。

「その小説、面白い?」

最初は、びっくりした。
でも、それがとても嬉しくて、私は君と話すようになった。

放課後に寄ったコンビニ、二人で食べたアイス、
すれ違ったときにだけ交わす、照れくさい会話。

好きになった。
だから、私から告白した。
中学生の私にとって、それは人生で一番の勇気だった。

そして、君は頷いてくれた。


高校に入って、私は変わりたかった。
地味で、冴えなくて、誰にも話しかけられなかった自分を脱ぎ捨てたかった。

髪を染めて、メイクを覚えて、流行に乗った服を着て。
そうしていると、クラスの明るい子たちが話しかけてきてくれて、
SNSで「かわいい」って言われて、自信が湧いた。

でも──その頃から、君は私から目を逸らすようになった。

すれ違っても、目を合わせてくれない。
LINEをしても、返事がそっけない。

ねえ、どうして?
私、変わったよ。綺麗になったって言われるようになったよ。

君に、見て欲しかったのに。


「……好きな人ができたの」

嘘だった。
ほんとは、誰のことも好きじゃなかった。

ただ、君のそばにいても、拒まれてる気がして。
私を見ようとしない君に、耐えられなくなって。
寂しくて、みじめで、惨めで、苦しくて──

私は、私から君を捨てた。

なのに。
捨てたはずなのに──

その瞬間から、私は空っぽになった。


新しい彼氏と付き合ってみた。
でも、すぐに分かった。私のことを、顔と身体しか見てない。
浮気されて、捨てられて、友達には「あいつと付き合うからだよ」って笑われて。

気づいたときには、もう誰もそばにいなかった。

SNSは炎上、裏垢がバレて叩かれ、居場所はなくなった。

ああ……
どうして、どうして、私──

あんなにも私のことを大切にしてくれた人を、
自分の手で切り捨ててしまったんだろう。


駅前で偶然見つけた君は、少し大人びていて、優しさの滲む笑顔を浮かべていた。

「あ……久しぶり……」

声が震えた。

ほんとは何度も、会いたいって思ってた。
連絡先も消してない。SNSも、こっそり見てた。

でも、怖かった。
拒絶されるのが、怖くて。

でも今は、それよりも、
「もう一度そばにいたい」気持ちが勝った。


それから、私は君の部屋に通うようになった。

カーテンの色、歯ブラシの向き、
ベッドの匂い──全部、覚えた。

「他の女と話さないでほしい」

「笑いかけないで、あの子に。……私が壊れるから」

そう言っても、君は優しくなだめるだけ。
でも優しさは、私を安心させるどころか、
もっと深く、君に依存させた。

気づいてるよね?

私はもう、君を愛してなんかいない。
これはもう──取り憑かれているの

———


君が別の女の子と笑ってるのを見た。
あの時、世界が崩れた音がした。

頭の中で、何かがキィィンと響いて。
視界が赤く染まって。

その夜、私はその女の子のSNSにメッセージを送った。

「彼は、私のものです。
 二度と近づかないで」

そして次の日、君に言った。

「全部、見てたよ」


ベッドで眠る君の隣で、私はスマホを手にする。
GPSアプリを開き、今日の君の移動履歴を見る。

「……ちゃんと、学校行ってただけだね。よかった」

そっと君の額にキスを落とす。

「大丈夫。私が全部、見てるから。
 ……どこにも行かないでね?」

Comments

  • 差弾
    September 18, 2025
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