高校デビューに成功し、別れた彼女がヤンデレ化した話(ヒロイン視点)
少し読みにくいかもしれません
最近ケバブサンドにどハマりしてます。新宿で350円で飯が食えるとは、、安い!!
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あの頃の私は、空気みたいな存在だった。
本が好きで、話すのが苦手で、クラスでは誰とも目を合わせずにいた。
そんな私に、君だけが話しかけてくれた。
「その小説、面白い?」
最初は、びっくりした。
でも、それがとても嬉しくて、私は君と話すようになった。
放課後に寄ったコンビニ、二人で食べたアイス、
すれ違ったときにだけ交わす、照れくさい会話。
好きになった。
だから、私から告白した。
中学生の私にとって、それは人生で一番の勇気だった。
そして、君は頷いてくれた。
⸻
高校に入って、私は変わりたかった。
地味で、冴えなくて、誰にも話しかけられなかった自分を脱ぎ捨てたかった。
髪を染めて、メイクを覚えて、流行に乗った服を着て。
そうしていると、クラスの明るい子たちが話しかけてきてくれて、
SNSで「かわいい」って言われて、自信が湧いた。
でも──その頃から、君は私から目を逸らすようになった。
すれ違っても、目を合わせてくれない。
LINEをしても、返事がそっけない。
ねえ、どうして?
私、変わったよ。綺麗になったって言われるようになったよ。
君に、見て欲しかったのに。
⸻
「……好きな人ができたの」
嘘だった。
ほんとは、誰のことも好きじゃなかった。
ただ、君のそばにいても、拒まれてる気がして。
私を見ようとしない君に、耐えられなくなって。
寂しくて、みじめで、惨めで、苦しくて──
私は、私から君を捨てた。
なのに。
捨てたはずなのに──
その瞬間から、私は空っぽになった。
⸻
新しい彼氏と付き合ってみた。
でも、すぐに分かった。私のことを、顔と身体しか見てない。
浮気されて、捨てられて、友達には「あいつと付き合うからだよ」って笑われて。
気づいたときには、もう誰もそばにいなかった。
SNSは炎上、裏垢がバレて叩かれ、居場所はなくなった。
ああ……
どうして、どうして、私──
あんなにも私のことを大切にしてくれた人を、
自分の手で切り捨ててしまったんだろう。
⸻
駅前で偶然見つけた君は、少し大人びていて、優しさの滲む笑顔を浮かべていた。
「あ……久しぶり……」
声が震えた。
ほんとは何度も、会いたいって思ってた。
連絡先も消してない。SNSも、こっそり見てた。
でも、怖かった。
拒絶されるのが、怖くて。
でも今は、それよりも、
「もう一度そばにいたい」気持ちが勝った。
⸻
それから、私は君の部屋に通うようになった。
カーテンの色、歯ブラシの向き、
ベッドの匂い──全部、覚えた。
「他の女と話さないでほしい」
「笑いかけないで、あの子に。……私が壊れるから」
そう言っても、君は優しくなだめるだけ。
でも優しさは、私を安心させるどころか、
もっと深く、君に依存させた。
気づいてるよね?
私はもう、君を愛してなんかいない。
これはもう──取り憑かれているの
———
君が別の女の子と笑ってるのを見た。
あの時、世界が崩れた音がした。
頭の中で、何かがキィィンと響いて。
視界が赤く染まって。
その夜、私はその女の子のSNSにメッセージを送った。
「彼は、私のものです。
二度と近づかないで」
そして次の日、君に言った。
「全部、見てたよ」
⸻
ベッドで眠る君の隣で、私はスマホを手にする。
GPSアプリを開き、今日の君の移動履歴を見る。
「……ちゃんと、学校行ってただけだね。よかった」
そっと君の額にキスを落とす。
「大丈夫。私が全部、見てるから。
……どこにも行かないでね?」
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- 差弾September 18, 2025