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【槍弓】えみご豚汁回だけど中身は猪三昧な槍弓/Novel by このしろ@小説更新再開

【槍弓】えみご豚汁回だけど中身は猪三昧な槍弓

6,784 character(s)13 mins

えみご猪回に触発されまして、ざかざかざかざか書いてしまいました。だいたい猪肉お料理してるだけ。猪肉美味しい。
小説内のお料理は我が家の食卓でよく並ぶやつです。おすすめは炭火焼き。
遅くなりましたが昨年は大変お世話になりました。今年こそ、今年こそ創作活動頑張りたいのでまたよかったら読んでやってください。よろしくおねがいします。猪肉はいいぞ!

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けたたましく扉を押し開けた男は、はじける笑顔で戦利品を掲げて見せた。

「アーチャー! いっちょ頼むぜ!」

白いビニール袋の中には、サランラップで包まれているとおぼしき肉の塊が鎮座している。無造作に受け取り、くん、と匂いを嗅いで、その独特な野性味ある風味と脂肪のつき方に思い当たって、アーチャーはちらとランサーを窺い見た。

「……猪肉か」

「おう、よくわかったな。大河のねーちゃんのじーちゃんから貰ってきた」

なるほど、そういえばセイバーが、小僧と大河が猪狩りの手伝いに行くとかなんとか言っていたような。おそらく、大河あたりがランサーを誘ったんだろう。同じ野獣同士、仲がいいからな、彼らは。

ちなみに、猪は曲がれる。とても滑らかにカーブを描ける。ほぼ速度を落とさず突進できる生き物だ。あと賢い。猪突猛進だと思うと痛い目に遭う。

せいぜい痛い目に遭っているといい、衛宮士郎!
買い出しまだだろー、今日の夕飯はこれな! と快活に笑う男に、甘美な妄想に耽っていたアーチャーは努めて渋い顔をしてみせた。

「キミの時代だって、猪くらい調理しただろう。なんで私に持ってくる」

「お前の飯がうまいからに決まってんじゃねーか」

即断即答だった。何のてらいもなく、まっすぐな目をしてこちらを見つめてくる。
断られるとはかけらも思ってない目だ。なんて図々しい男なんだコイツ。

確かに、猪肉はとても貴重な食材だ。
特別な理由がない限り、冬季の限られた時期しか狩猟が認められていない上に、あまり市場には出回らない。それに見たところなかなかの上物だ。
ぼたん鍋、猪汁、カツ、燻製にしてもいいだろう。

噛みごたえのある赤身肉と、口の中でじゅわりと広がる脂を想像して、食指が動いた。のを、当然ランサーは見逃さなかった。

そういや坊主の豚汁も飲んだがありゃあ旨かったなー。お前が作ってくれねーなら、坊主に頼むしかねーよなー。

わざとらしくそっぽを向いて、腹立たしい男の名をこれ見よがしに出してくる。
ああ、わかってるとも。憎たらしい坊主と比較して煽っていることぐらい十分承知している。
そしてわかった上で応えることを、歴戦のケルトの猛者は理解しているのだ。

「……はっ。あの未熟者に任せるなど、その猪の命が浮かばれん」

「はっは、そうこなくっちゃ」

乗せられるなら自ら乗っかれ。そう自分に言い聞かせながら、眉間にくっきりしわを寄せてキッチンに足を向けた。



ランサーが持ってきた、2、3キロはありそうなひとかたまりの冷凍猪肉は、やはり随分な上物だった。
赤身の肉質も柔らかく、薄い皮下の脂身はたっぷりと層を重ねた厚みをもっている。黄ばみのない、つやつやと真っ白な脂身の色は、新鮮な肉の証だ。
肉質を見る限り、生後1年程なんだろう。

くん、と鼻先を近づけても、臭み等はほとんど感じられない。完璧な血抜き処理に、苦玉や大腸等を傷つけずかき出す熟練の捌き上手の手腕によるものだ。
さすがは藤村のご老公、といったところか。

視線のうるさい駄犬は、投影した炭火セットを持たせてとっとと外に追い出してしまった。
ランサーの塒はここからほど近い場所にある。焼いて食いてえな! と白い犬歯をむき出しにして粗野に笑った男には、せいぜい自分の食い扶持程度は働いて貰おうじゃないか。
働かざる犬食うべからずだぞ、ランサー。

「さて」

冷蔵庫の中でしばし解凍した肉を、まな板にどさりと載せる。……うむ、やはり重量感がすごい。
鉈や包丁で大きく切り分けられたかたまり肉というものは、どうにも少年じみた高揚感を覚えてしまう。
かたまりごと焼いて食っちまおうぜ! と笑った古代の野蛮人にとやかく言えないなとアーチャーは口端を緩く上向かせた。

本日の献立は、ランサー所望の焼き肉に、ボタン鍋だ。

明日は猪汁と猪肉の味噌漬けと少々変わり種として猪カツを予定しているため、適切な厚さに切り分けてしまう。
本来焼き肉等は薄めが良いのだろうが、あの野獣は歯ごたえを楽しみたいだろうから心持ち厚めに。カツ用の肉は肉汁を十分に出すため分厚く切る。
ボタン鍋と猪汁用の肉は、柔らかくとろける食感を楽しむため薄めに。味噌漬け用はカツと焼き肉との中間程度の厚さに切り分けた。

明後日の弁当にでも詰めてやろうと思いながら切りつつ、はたと気づく。いや、何故駄犬の昼食の用意を私がせねばなるまい……? 
いやだがしかし、味噌漬けは3日~1週間程度寝かせた方が旨みが増すし、味噌のしょっぱさとブツブツと噛み切る肉の歯ごたえが白米に良く合う……だから違う!

ぶんぶんしっぽを振って喜ぶ青い頭の駄犬の幻覚を振り切って、アーチャーはサクサク無心に野菜とその他素材を切っていく。
大根人参ゴボウに油揚げ。生椎茸にエノキにしめじ、白菜、長ネギ、ついでに白滝と豆腐も切ってしまう。
アクの出やすい猪肉から始まって、それぞれ火の通りにくいものから順に、あらかじめ昆布でだしをとっておいたスープの中に投入する。

猪肉、といったら味噌だ。醤油でも構わないのだろうが、ボタン鍋と言ったらやはり味噌仕立てのスープだと思う。
それに、ケルトの英雄と名高い光の御子様は、ジャパニーズ調味料のMISOをいたくお気に召しているようだったので。

やっぱ朝は味噌汁だよなあ、毎朝お前の味噌汁が飲みたいわ、なんて言いながら、器用に箸を使って豆腐を摘んで口に運ぶ大英雄様等見たくはなかった。
それに、その言い回しは少々誤解を招くから、そこらのお嬢さんには口にしないように。

「いや、アンタにしか言わないわよバカね!」と、パスの繋がっているアカイアクマが優雅たれを蹴飛ばしながら床にクッションをたたきつけていることを、アーチャーは知らない。知らなくて良かった。なんせ気づいていないのは、当のご本人だけだったので。

火の通りやすい野菜と、風味を残したい味噌は食べる直前に入れるため、ボタン鍋はここでひとまず終了。
カセットコンロはランサーの塒にあったから、そこで仕上げてしまえばいい。

明日の猪汁の野菜を切り、ジップロックに入れてすぐに調理できる準備をしておく。
タッパーに薄く味噌を敷き、その上に猪肉を重ならないように並べ、スプーンで味噌を塗りつける。そこにまた肉を重ねて層を作る。
最後にサランラップを空気が入らないようぴっちりと肉に張り付けてふたをすれば、味噌漬けの完成だ。
あとは、2、3日寝かせて焦げないように焼けばいい。

うん、最高の仕事をした。とアーチャーは満足げに息を吐いて、そしてはたと気づいた。

「……しまった」

アロハシャツで追い出してた。

「……まあいいか」

チンピランサーだし。



「いくら英霊でも、真冬にアロハシャツはありえないですからー!」

と、案の定青い猛犬はキャンキャン不平を吠えてきた。
エーテルの塊の英霊であっても、そこそこ寒さは感じるらしい。のわりには、帰宅せずしっかり火の番をしているあたり真面目というか義理堅いというか……。

一応悪かったと思ってはいるので、「一般人に見られてないだろうな。そのアロハは目立つ」とジャケットを差し出した。

違う、そういうんじゃないから、お前はもう少し俺に優しくあるべきだとさらにやかましくなったので、めんどくさくなってジャケットを頭に投げつけた。なんかもがもが言ってるが知ったことか。
優しさなぞその辺の犬に食わせ……あ、コイツに食わせればいいのか。そうか。だが断る。

等と思考が上滑りしながら、アーチャーは勝手に拝借してきたカセットコンロを平らな地面に置いた。その上に、でっかい土鍋をドンと乗せる。

なんせこの見目良いわんこは大食らいなのだ。英霊は食事を必要としないはずなのに、やたらとアーチャーの作る料理を食う。
無駄飯食らいとはまさにこのことかと思いながら、けれど美味しそうに食事をほおばるランサーの子供みたいな顔は嫌いではないので、どうにも強く言い切れない。

ああそうだほだされているんだ私は。なし崩しになっている同居(あのたわけは同棲だと言い張っている。聖杯知識のバグだろうか)もそのせいだ。

一応その自覚はあるものの、「おかわり!」と無邪気な顔で茶碗を差し出す顔があんまりにもまぶしいので、その問題は現在ガムテープでぴっちり密封のち箱詰めしている。「アンタそういうとこよ!」とアカイアクマが叫んでるような気がするが幻聴だ。ああ、優雅たれ。

「アーチャー。肉そろそろ焼いていいかー?」

「ああ、構わんぞ。落ちた脂で火が大きくなったら肉の位置を調整してくれ」

らじゃーりょーかいー。と間延びした返事をしこそすれ、その紅い瞳は爛々と火に炙られた肉を見つめている。
燃え盛る炎を宿す瞳だとつくづく思う。

ぱちぱちとはぜる火をじっと見つめる白い横顔は、怖気が走る程端整で、精巧に造られた彫像のようだ。
ひとたび刃を交わし戦場にて相対すれば、その刃は獰猛な獣の牙となってこの喉笛に容赦なく食らいついて咬みちぎるだろう。

たとえ、こんな穏やかな日々を、こんな近くで送り合っていたとしても。
驚くほど優しく目を細めてきても。
彼は英霊で、サーヴァントで、そして何より最高の英雄だから。

だからこそ、こんな夢幻のような交流を受け入れられている。

それはいつか消える夢だから。
泡沫のように消えてしまうなら、きっと後生大事に座に持ち帰り、絶え間ない絶望を重ねることもないだろうから。

「めっちゃいい匂いしてきた。みそ?」

「さすが犬は鼻がいいな」

「犬って言うな!」

ふつふつしてきたところでいったん火を止め、葉野菜やキノコ類を入れて、味噌を溶かし入れる。
ふたをして少し火を入れて出来上がりだ。

くんくんと鼻孔をひくつかせながら顔を寄せてくる白皙の美貌を肩口でぐいぐい押しやりながら、「たんと食え」と肉を多めに椀によそって差し出した。
ぱっと輝く表情がやけにまぶしくて目を細める。

さんきゅ! と素直に礼を言った男は、ふぅふぅと椀に息を吹きかけながら頬張った。
白い吐息と湯気が寒空に身をくゆらせながら昇っていく。
肉を口に入れ、瞬間目を見開き、椀と土鍋とに視線をやって、なにやら頷きながらことさらゆっくりと咀嚼する青い男を横目に入れつつ程良く焼けた肉を皿に移して腹ぺこわんこの前に置く。
空いたスペースに、あらかじめ握っておいたおにぎりを並べ、ちょろりと醤油をかけた。焼おにぎりだ。

「……うめえ……うん、うまいわ」

「そうか。肉も焼けてきたぞ。冷めないうちに食べたまえ」

「応。……おお、脂乗ってんなあこれ! でも全然くどくねえ」

ぱたりと炭火に脂が滴る。ぼっとひときわ大きな炎が燃え上がって、ぱちりと火をはじけさせる。
あつあつの肉を一口で頬張りながら、ランサーは目を見開いて驚愕していた。

「豚と猪の脂は別物だからな。豚の脂は冷えると白く固まるが、猪は固まらずさらさらしている。塩か薄醤油が合うと思う」

「こっちのはなんだ? ……梅?」

「薄醤油につぶした梅肉を練り溶かしたものだ。後味がさっぱりして食べやすい」

「んーー! 酸っぺえけどこれもいいな! 気に入った!」

梅干しを好んで食らうケルトの英雄ってどうだろう。まあ味噌も納豆も食うし今更か、等と思いながら、アーチャーは黙々とランサーの給仕に勤めている。

食欲旺盛なのは見ていて好ましい。特に、ランサーはとても美味しそうに食べてくれるので、作り甲斐があっていい。
当然そんなことは本人に伝えるつもりは毛頭ないので、黙って空になった椀に鍋をよそった。
味噌の香ばしい香りが鼻腔をくすぐる。

英霊とは亡霊のようなもの。多少の魔力にはなれども、食事の必要はほとんどない。
だから、凛にあてがわれたあの部屋で料理をつくることなどなかった。彼女が訪れた際、紅茶を出してやるくらい。
少しだけ寂しそうな、腹立たしげな、そして哀しげな顔でカップの端に口をつける彼女の気持ちはよく分からなかった。

「……俺の世話ばっかしてねーで、お前も食えよ。俺ばっか食ってるだろ」

炭火でこんがり焦げ目のついた焼おにぎりをもっしゃもっしゃと頬張りながら、ランサーは不作法にこちらに箸を向けてくる。
行儀が悪いと手をはたけば、痛いと言いつつ不満そうに唇をとがらせていた。何が不満だというのかねキミは。

ランサーは有無を言わず横に避けておいた椀にこれでもかってくらい肉をよそった。
ついでに野菜やキノコを適当に盛って、ぐいと眼前に突き出す。
食えと言うことなんだろうが、もう少し盛りつけを考えてほしいものだ。
渋い顔をしつつ、断ると面倒くさいので黙って受け取る。

箸で肉を摘んで口に入れる。やはり柔らかく且つ噛みごたえのある良い肉だ。
じゅわりと口内で溢れる脂の旨みに目を細める。
その課程をじっと見つめていたランサーは、ほっとしたような、何やら優しい目をして口元を緩めた。

たまに見せる、とても居心地の悪くなる笑みだった。

元日も過ぎ、いっそう寒くなった冬木の夜空には、薄霞の向こうに星が煌めいている。はあ、と熱を逃がすよう息を吐き出せば、白いそれはやがて夜に溶けて消えていく。

ランサーが押し掛けてくるようになってから、キッチンに調理器具が増えていった。
何かと手みやげを持ってくる男は、亡霊に同じ食卓につくように執拗に要求してきた。
あれが食いたい、これが食いたい、坊主ならもっと上手く作るんだろうなぁーなんて煽られながら、あれよあれよと言う間に居着かれてしまったのは否めない。
野良犬に餌付けしてしまった気分だ。しかし、一度拾った犬は、責任持って世話せねばなるまいよ。

ため息混じりにはふはふ肉を頬袋に詰めている男を見やれば、視線に気づいたランサーはにっかりと笑って、

「だってなぁ。俺は、お前と食うお前の飯が好きなんだよ」

星の瞬きの下で、光の御子と呼ばれる英雄は、屈託のない笑みを浮かべてそう告げた。
英雄を夢見たあげく、守護者としてアラヤの傀儡と化した男のなれの果てに、そらすことなくまっすぐ視線を向けて。
冬の夜に瞬くベテルギウスより紅い瞳から目をそらせない。

どうして。
どうしてそんな目で私を、オレを。
わからない。

喉元まで出掛かったナニカは、擦り切れ磨耗した感情と思考では持て余して名前も付けられない。

もう、とっくの昔に忘れてしまった。
置いてきてしまった。
いつか胸にあったはずの、柔らかいなにか。

「あ、やべえ肉ちょっと焦げちまった!」

「……たわけ。貴重な肉なんだぞ。残さず全部食え」

「へぇへぇ」

奴が肉に目をやったタイミングで、ふいと視線を外した。ふぅ、と小さくため息を吐き出して、少し冷えた椀の中身を口にする。
うん、やはり猪肉には味噌だな。味噌。つけ込んだ味噌漬け肉も美味しく仕上がるだろう。三日後が楽しみだ。

「肉残ってるだろ? 明日弁当に入れてくれる?」

「明日は猪味噌カツ、明後日は味噌漬けだ」

「さっすがアーチャー! 愛してるぜ!」

そういって、無邪気に笑う子供みたいな大英雄のその顔は、……正直、嫌いじゃない。
嫌いじゃなければなんなのか。

……わからない。
覚えていない。
けれど、不快ではない。と、思う。

名前のない怪物のような、得体の知れないなにかを胸の奥にひっそりとしまい直して、アーチャーは伏せた瞳にほんの少しだけ、柔らかな光を宿した。



「……いつも、そーいう顔しとけってんだ。たわけ」

「なんだ? おかわりか?」

「応! いっぱいよそってくれや、アーチャー!」

そっと伏せた瞼の下でふるえる硝子玉を窺い見る。
目に映るもの全てを幸せにしたいと願う、他者の幸福を映す鏡の目。
己の幸福など願いもしない、誰かのために祈るだけの腹立たしくも美しいもの。

どうして俺が、お前の部屋に毎日押し掛けるか、お前はきっと知らない。

どうしていつも、お前と食卓を囲みたがるか、お前はきっとわからない。

どうして得体の知れない感情が、お前の胸を苛むのか、お前はきっと理解し得ない。

いつかお前の胸に灯った感情の名前を思い出せるときまで。この現界が終わるその瞬間まで、俺はお前の傍らに在り続けよう。
そして願わくば、お前の胸の奥で息づく怪物の名前を思い出せますように。

ランサーは、素知らぬ顔で、愛しい男の手料理を頬張った。




おわり

Comments

  • るびび

    次の休みに猪肉を手に入れるしかないと思いました。冷めても固くならない脂だなんて知らなかったです。

    January 21, 2019
  • 芳乃

    しまった!何でこんな深夜に読んじゃったかな?私の馬鹿…。( ̄▽ ̄;) 流石に今からは厳しいので、明日にでも猪鍋ではなく豚汁作ろう!残念ながら猪肉は手に入らないので、普通に豚肉ですけど。(´・ω・`) 飯テロって、とても罪深いと思うの…。(;・ω・)

    January 17, 2019
  • 沼落ちロベリー
    January 16, 2019
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