49年の運行に幕/ありがとう「キハ40」/苫小牧駅で最後の雄姿
JR北海道のダイヤ改正に伴い、日高線(苫小牧―鵡川駅間)などで活躍してきたキハ40形列車が13日、ラストランを飾った。同日夜にJR苫小牧駅で49年に及んだ運行に幕を閉じ、道内外から訪れた乗客や鉄道ファンらが見送った。 最後の運行を担ったのは「山明号」「紫水号」の2両。午後10時10分すぎに100人を超える客を乗せて鵡川駅を出発し、同10時40分すぎに苫小牧駅に到着した。 駅ホームでは、乗客や鉄道ファンらがカメラやスマートフォンで撮影する光景が広がり、思い出の詰まった列車との最後の時間を過ごした。 京都から旅行を兼ねて足を運んだ大学生平野恵隆さん(20)は「いろんな駅の写真でキハ40が写っていた。この景色を見られなくなるのは寂しい」と名残惜しんだ。 キハ40形は、旧国鉄時代の1977年2月、北海道に投入され、道内各地で運行した。近年は老朽化により、車両の置き換えが進み、定期運行は日高線と室蘭線のみだった。
苫小牧民報