ダイナックス 「夢」のワイナリー公開 来月1日オープン
自動車用クラッチなどを製造するダイナックス(千歳市)が安平町追分柏が丘に建設したアーロムワイナリーは3月1日午後2時にオープンする。地域住民を対象にした内覧会が24日開かれ、訪れた約40人が内部を見学。地域の「夢」を乗せた新たな施設の開館を待ちわびた。 ワイナリーは、道の駅あびらD51(デゴイチ)ステーションに隣接する社有地に建設。鉄骨鉄筋コンクリート造り地下1階地上1階建てで、延べ床面積は823・65平方㍍。建設費は約7億円。「アーロム」はハンガリー語で「夢」の意味。営業時間は午前11時~午後4時半。定休日は火曜日と水曜日。 同社は町追分旭の畑(14㌶)で16品種のブドウを育て、2025年10月から醸造を始めた。ワインの生産量は、初年度に約4000本(750㍉㍑換算)、28年までに約5万本を目標とした。3月1日からは、「ケルナー」(1本4400円)と「シャルドネ」(同4950円)、「山幸」(同3850円)を使用したスパークリングワインを3種類販売する。4月から販売する種類を増やす方針。 内覧会では、同社の従業員がブドウの生育状況を説明し、タンクやたるが置かれた場所を案内した。参加した町内の商業者による団体、あびら商人(あきんど)会の中川哲男会長(65)は「ワイナリーは追分地区にとってプラスになる。イベントの開催など連携を検討したい」と喜ぶ。 オープン日は、午前中に関係者によるテープカットや試飲会、施設見学ツアーなどを実施する。同社ワイン事業室の高橋洋二室長は「地域とともに環境を育て、長く愛されるワイナリーとなるよう努めたい」と話した。 (室谷実)
苫小牧民報