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胃腸炎で「不要入院」、医療保険の一時金狙いか 中国渡航の請求急増

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柴田秀並
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 中国で入院したとして医療保険の「入院一時金」を請求するケースが、複数の生命保険会社で急増していることが分かった。病名は入院しなくても治ることが多いという胃腸炎が大半で、生保側は一時金を目的にした「不要な入院」が多いとみている。

 入院一時金は、病気やけがで入院した際、入院日数に関わらず、一括で支給される保険商品だ。日帰りや短期の入院でも、5万~30万円ほどがまとめて支払われる。

 関係者によると、複数の生保で、契約後1年以内といった短期間で、中国の医療機関に入院したとして一時金を請求する例が増えている。

2年で請求20倍

 ある大手生保では中国分が2024年度は約1万3千件に上り、650件ほどだった22年度の約20倍に膨らんだ。入院先は特定の複数の医療機関に集中。病名は、基本的に自宅療養で済む場合が多いとされる胃腸炎が大半を占めたという。

 民間の医療保険は、国内に居住実態があれば、国籍に関わらず原則契約できる。海外で受診しても、入院証明書があれば一時金は請求できる。

春節で中国へ…

 生保関係者は「春節(旧正月

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この記事を書いた人
柴田秀並
経済部|金融担当
専門・関心分野
金融、保険、資産運用
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    益尾知佐子
    (九州大学大学院教授=中国研究)
    2026年3月25日18時2分 投稿
    【視点】

    これは日本の生保の制度的な欠陥が突かれた可能性があります。日本側の生保会社は「医師は信頼できる」という性善説に立っています。おそらく保険料の支払い条件に、相手の医療機関の行為の妥当性をチェックするプロセスを入れていないのではないでしょうか。

    …続きを読む

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