利用者の個別支援計画を「偽造」 自立支援給付費を9市町村から計3000万円を不正受給 訪問介護事業所に行政処分 障害福祉サービス事業者の「指定取り消し」 長野・安曇野市
障害者向けの訪問介護事業所に行政処分です。長野県は、安曇野市の「訪問介護事業所きずな安曇野店」を運営する「きずなグループ進」について、障害福祉サービス事業者の指定取り消しの処分を行いました。 県によりますと、2024年12月から2025年8月にかけて監査を行った際、条例で作成が義務付けられている利用者の個別支援計画のうち、26人分の書類で、契約書と異なる印鑑が押されるなどの偽造が判明したということです。 また、従業員のうち7人が知的障害者や精神障害者へのサービス提供に必要な資格を持たないままサービスを提供していたことや、うその退職届を作って従業員2人が退職したように装い、監査での聞き取りを逃れようとしたことも判明したということです。 偽造された個別支援計画に基づいて施設が受給した自立支援給付費は9市町村から合わせて3000万円に上り、今後、各市町村が返還を求める方針です。 施設には、現在も100人ほどの利用者がいて、市町村と連携しながら利用先の変更を進めており、指定の取り消しは4月30日となります。
長野放送
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