こんにちは。もう一度、こんにちは。
暖かいのか肌寒いのかよくわからない季節ですね。
そんなことよりひのき花粉のほうがしんどくて、ウイスキーのテイスティングにも支障が出るのでそろそろ勘弁してほしい気持ちです。
今回はついにやってきたこちら。
ブラックニッカ スペシャル
BLACK NIKKA Special
製造元:ニッカウヰスキー株式会社
内容量:720ml
アルコール度数:42%
ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー
(ジャパンメイドウイスキー)
購入時価格:わすれた(1,200円くらい)
ブラックニッカ、初代の系譜。
「ブラックニッカ」としての初出は1956年。
ウイスキーの級別制度時代当時、2級ウイスキー(原酒混和率5%未満、アルコール度数40%未満)が最盛を誇っていたところに特級ウイスキー(原酒混和率30%以上、アルコール度数43%以上)として投入されました。
1965年には「新ブラックニッカ」にリニューアル、いまでも使用されているカフェグレーンをブレンドした1級ウイスキー(原酒混和率5%以上、アルコール度数40%以上)として売り出されました。
それと同時に、今となってはお馴染みの「ヒゲのおじさん(キング・オブ・ブレンダーズ)」がラベルに現れるようになりました。
1985年に「ブラックニッカ スペシャル」と改称され今に至ります。
1997年に「ブラックニッカ クリアブレンド」(ブラックニッカ クリアの前身)が登場するまでは「ブラックニッカ」シリーズはこの「スペシャル」が一人で背負ってきたんです…!!!!!!!!!!!!!
今でこそ「クリア」「リッチ」「ディープ」とシリーズ展開していますけれど、「スペシャル」だけはしっかりと「”ブラック”ニッカ」をしています。
また、「720mlという謎の容量・アルコール度数42%という謎の度数」をしているのも特徴的です。
「特に公式では説明が無い」のですけれど、カフェグレーン・余市モルト・宮城峡モルトのブレンドであることは間違いなさそうです。
そう、”露骨に公式から冷遇をされている疑惑のあるボトル”でもあるのです。
まず、公式ブランドサイトの時点で省かれています。
もちろん「スペシャル」の個別ページは無し。
「BLACK HISTORY」なる年表ページにも1976年のこれが最後の登場。
現在も続く「スペシャル」の紹介はなく1997年の「クリアブレンド」まで飛びます。
なぜ、公式でここまで冷遇されているのかについては「あまり売れて欲しくないから」だの「良い原酒を使っているゆえあまりバレてほしくないから」(同じ意味)だの…などなどと考察されていますけれど真偽不明です。
そうは言っても、「さすがに冷遇されているっていうのは斜に構え過ぎでは??」という疑問ももっともですので視覚的にわかりやすい画像を用意してきました。
さすがに知らなかったのですけれど、ウイスキー(ボトル)においてブランドサイトが用意されていない唯一の銘柄でした。
ちなみに、ネガキャンの意図は一切ないです。
朝倉あさげはニッカウヰスキーが大好きです。
ブラックなメタルスクリューです。
・公式評(アサヒビール公式 商品情報ページより)
やわらかな甘さとビターなコクがバランス良く調和したウイスキーです。しっかりとしたモルト香とやわらかで軽快なカフェグレーンの香りの調和。モルトのコクと樽のビターさ、カフェグレーンの甘く伸びのある味わい。穏やかなピートと樽の余韻が特徴です。
https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/nikkablended/blacknikka/40407.html
ボトルの裏に書いてあることとほぼ同じ内容ですが、インターネットで現状拾える唯一の商品紹介です。
・ストレートで飲んでみる
色 :やや深めのゴールド
香り:心地よさすら感じる、穀物のやさしくも甘い香り。
スモーキーさもやや感じられるバランスで脇を固める。
甘く、香ばしくスモーキーなニッカらしいキャラクター。
いやどんどん香りが甘くなる!すご!!
味 :甘く、次第に広がっていく香ばしさ。
ストレートでもしっかりと飲める完成度。
軽快でありながら、しっかりと深みもある絶妙なバランス。
余韻はしっかりとビター感で〆て満足度が高い。
・ロックで飲んでみる
香り:やや香りは閉じ気味になるも、まだ穀物の香ばしさがある。
甘く、はちみつの香りが漂う。
味 :味わいにさほど崩れは無い。
やや消極的になった甘みと、ビター感。
アルコール刺激が無いので穏やかに飲める。
・ハイボールで飲んでみる
味:甘すぎず、渋すぎず、何もかもがちょうどいい。
こんな人間になりたい。
スモーキーさもしっかりと溶け込んでいる。
随所に果実味も感じられて非常に美味しい!!
・総評
あぁなるほどこれはひた隠しにしたくなるわけだ…
廉価帯最高レベルのバランス感で、歴戦のスコッチブレンデッドにも比肩するレベルの高さを備えている。
モルト・グレーンの素朴な香ばしさ、それと甘さ、フルーティさ、そしてスモーキーさとしっかりとしたキャラクターを完備していて…弱点が…見つからない…。
どう飲んでも美味しいものの、おすすめはストレート。
注いで少し経った後に香るあンまい香りは本当にこの価格帯のものなのか…??????と疑ってしまう。
ハイボールもすべてにおいてちょうどよくて好き。
・所感
序盤から終盤のダンジョンまで持っていける系ウイスキー。
・・・という表現をどこかでやったような気がするのだけれど覚えていません。
スコッチで言うと「ブラック&ホワイト」あたりでしょうか??やっぱりバランス感覚に優れた安価なブレンデッドは特有のオーラというか魅力がありますネ。
初心者でもとっつきやすく、飲み慣れた人でも満足できるような素晴らしいウイスキーです。まだバレるな。
そう、そこかしこで「まだバレるな」と言われ続けてると思うんですけれどいまだに終売にならず後発の「フロンティア」が出荷調整になっている始末ですので本当にまだバレてないのかもしれませんわね。
タイトルも仰々しいキャッチコピーみたいなのじゃなくて適当につけておきましょう。
(ブログの記事タイトルは毎回一番最後に付けています。)
…
……
読み返してみると今回悪ノリが過ぎましたので反省しています。
反省はしましたけれど修正をする気はございませんでしてよ。
・次回
・前回