英国、イスラエル批判強める 貿易交渉打ち切り、制裁や大使呼び出し

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ロンドン=藤原学思
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 パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、英国が批判を強めている。20日にはイスラエルとの自由貿易協定(FTA)の交渉を停止し、駐英イスラエル大使を呼び出して抗議したと発表した。

 イスラエルは19日、ガザへの人道物資搬入を2カ月半ぶりに許可したが、トラック10台分未満にとどまっていた。ガザへの大規模攻撃をやめる気配もなく、ネタニヤフ首相は「ガザ全域の制圧をめざす」と主張している。

 英国のラミー外相は20日、英議会下院で支援物資搬入の少なさを「許しがたい」と非難。現在の紛争の状態を「暗黒の新たな段階」と表現し、イスラエルの国益や国際的なイメージが損なわれていると訴えた。

 そこで英政府として、2022年7月に始まったFTA交渉を一時停止することを決定。ヨルダン川西岸への入植を推進し、パレスチナ人コミュニティーへの暴力に関与したとして、3人と2団体に対して英国への渡航禁止や資産凍結といった制裁を科すことも決めた。

 制裁対象には、極右入植者組織「ナハラ」と創設者のダニエラ・バイス氏が含まれる。バイス氏は英公共放送BBCのドキュメンタリーでも過激な発言が注目され、大きな非難の的になっていた。

■英政府の姿勢、なぜ変化?…

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論

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