夜の国会前に揺れるペンライト 市民ら反戦訴え「総理は憲法守れ」

北野隆一
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 国会前で25日夜、憲法9条の改正に反対するデモ「平和憲法を守るための緊急アクション」があった。参加者たちは、プラカードやペンライトを手に、「高市総理は憲法まもれ」「自民も維新も憲法さわるな」「戦争反対、9条守れ」などと声をあげた。

 主催したのは、20~40代の市民らでつくる団体「WE WANT OUR FUTURE」など。ジェンダー平等や気候変動対策などの社会課題解決を訴えるイベントを開いてきた。昨年11月に高市早苗首相が国会で「(台湾有事が)存立危機事態になりうる」と答弁した際には、発言の撤回を求める署名活動やデモも行った。

 「緊急アクション」は、今年2月の衆院選自民党が大勝し、高市早苗首相が改憲への意欲を示したことへの危機感から始めたといい、今回で3回目。米国やイスラエルによるイラン攻撃にも抗議し、自衛隊をホルムズ海峡に派遣しないよう訴えた。

 マイクを握った歌手の坂本美雨さんは「戦争したくない。殺されたくない。殺したくない。この当たり前のことを言わなきゃいけないときだと思って、ここに来ました。憲法は私たちの生命を尊重し、日常の幸せを守るために絶対に必要なものです。私たちが手放してはいけないと思います」と訴えた。

 ジャーナリストの布施祐仁さんは「戦争では真実がゆがめられ、犠牲になる。ジャーナリストとして真実を伝え、戦争を止めたい」と語った。

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この記事を書いた人
北野隆一
東京社会部記者 兼 社史編修委員
専門・関心分野
北朝鮮拉致問題、人権・差別、ハンセン病、水俣病、皇室、現代史
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    木下ちがや
    (政治社会学者)
    2026年3月25日23時40分 投稿
    【視点】

    2010年代には、僕は首相官邸前と国会前のデモにはスタッフとして参加していました。このエリアは非常に狭く、今回のデモは参加者が路上にあふれたりしていませんから、参加実数は数千人だと思います。 世論調査でも戦争反対が大多数を占めるなかで今後デ

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  • commentatorHeader
    太田啓子
    (弁護士)
    2026年3月25日23時57分 投稿
    【視点】

    同じ時間帯に全国で、戦争反対・憲法9条改正反対を訴えるデモがあったことがSNSに流れています。札幌、旭川、青森、長野、横浜、千葉、さいたま、静岡、奈良、岐阜、大阪、神戸、広島、津、岡山、福岡、熊本、高知、松山、沖縄・・・など。駅前など人通り

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