クルーズ船から
失踪した
エイミー・ブラッドリー
エイミー・ブラッドリーとは
1998年3月24日、エイミー・リン・ブラッドリーは、アルバ島からキュラソー島へ向かうロイヤル・カリビアン社のクルーズ船「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」の船上から、突如行方不明になりました。
夫ロンと妻アイヴァ・ブラッドリー夫妻、23歳のエイミー、そして弟のブラッドは、家族での休日の3日目の夜を楽しんでいました。
一家は船内のデッキで開かれたディナー・パーティーに出席し、エイミーとブラッドは早朝まで踊り明かしました。その際、エイミーは船内のディスコダンス・フロアでバンド・メンバーのアリスター・「イエロー」・ダグラスと踊っている姿が目撃されています。
エイミーとブラッドが客室に帰ってきたのは、午前3時半から4時の間と言われています。
バンド・メンバーが関与か
ロンがふと目を覚ました午前5時頃、エイミーの部屋のバルコニーの椅子に座っている姿があったと言います。しかし、午前6時頃、再び目を覚ました時、エイミーの姿は消えていました。
なくなっていたのはタバコとライターだけで、靴も身分証明書も、貴重品も残されていたことから、エイミーは短時間外出するつもりだったと思われます。
エイミーが部屋を出た後、再びバンド・メンバーのアリスターと一緒にいるところを目撃されています。目撃者は、アリスターがエイミーに濃い色の飲み物を手渡していたと言いました。その目撃者は、その後アリスターが1人でその場を去ったところは見たと言いましたが、エイミーは見ていないと言いました。
しかし、警察のポリグラフ検査は、アリスターを容疑者としませんでした。
寄せられた目撃情報
当初、エイミーは船外に転落したか、自発的に下船したのではないかと推測した当局でしたが、その後の目撃情報から、エイミーが誘拐され、性売買を強制された可能性があると考えるようになりました。
1998年8月、カナダ人のデヴィッド・カーマイケル氏は、キュラソー島のビーチで2人の男性と1人の女性に遭遇しました。彼の英語を聞いた女性が、彼に話しかけようとしたまさにその時、明らかに男性の1人が阻止したと言います。後にデヴィッドは、特徴的なタトゥーから、自分が見た女性がエイミーであることを100%確信していると主張しました。
1999年1月、海軍の下士官が、キュラソー島のホテルの売春宿でエイミーに遭遇したと主張します 。エイミーは下士官がアメリカ人だと気づき、自分の名前を告げ、自分の意思に反して拘束されていると訴え、助けを求めたと言いました。しかし、彼は売春宿への出入りが懲戒処分になることを恐れ、その情報は長らく秘密にされていました。
2005年、ジュディ・マウラーはバルバドスを旅行中に、公衆トイレでエイミーに似た女性に遭遇しましたが、男性がしつこく監視するようにまとわりついていたため、恐怖を感じたと捜査官に報告しました。また同年、エイミーによく似た露出度の高い女性の写真がウェブサイトに挙がりました。写真の1枚は、一家がドクター・フィルの番組に出演した際に公開されています。
クルーズ船と人身売買
当局は、カリブ海では、特に白人女性を重視する奴隷組織が活動しているという噂があったと認めています。クルーズ船の乗組員は、組織から給与を支払われる場合もあり、性的暴行或いは性に関わる犯罪は、クルーズ船上で最も多く報告される犯罪であり、またクルーズ会社は、事件を隠蔽する傾向にあると言います。
思い返すと、家族は、乗務員達の動きがエイミーに狙いをつけていたかのようにやたら気を配っていたり、一家の食事の時間、乗組員が言葉巧みにエミリーだけを外に誘い出そうして、ゾッとしたと証言しました。
また、一家はエイミーが行方不明になっていることを理由に、乗客や乗務員を船から降ろさないよう要請し、エイミーの行方不明に関するアナウンスも願い出ましたが、クルーズ会社は、それを拒否。また、エイミーの捜索は浴室と共用エリアのみに限られ、客室や従業員の居住エリアは許されませんでした。
現在、ブラッドリー家はエミリーの帰還につながる情報に対し25万ドル、彼女の居場所を知らせる情報に対し5万ドルの報奨金を用意しています。またFBIも、救出につながる情報に対し2万5000ドルの報奨金を用意しています。
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