TBS ネトフリ独占配信のWBCに言及 地上波放送なしへの“苦情”も「怒りに近い言葉いただいた」
TBSは25日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、米動画配信大手「Netflix」(ネットフリックス)の独占放送となったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について言及した。 【写真あり】侍ジャパン連覇ならず 終了直後に「ネトフリ解約」がXトレンド入り WBCは日本時間18日、米国とベネズエラの決勝戦が行われ、ベネズエラが初の世界一に輝いた。日本(侍ジャパン)はベスト8で敗退した。同大会は地上波放送はなく、Netflixの独占放送に。地上波放送がなかったことでも話題となった。 同局の龍宝正峰社長はNetflixでの配信を視聴したことを明かした上で、「これまでずっと大会を放送していた立場にいますと、残念だったなと。Netflixさんはすばらしい中継をされていましたし、勉強になったのは確かですが、無料で多くの人に届けるという、視聴者の方の期待も大きかった」とした。 続けて「我々も苦情やお怒りに近い言葉をいただいたのも確かです」と、視聴者から問い合わせや、なぜ地上波で放送しないのかといった“苦情”を受けたことを明かし、「日本国内の放送や配信の権利交渉が我々の知らないところで行われ、決まってしまうのは想像していませんでした。結果として多くの期待に応えられず、我々も忸怩たる思いがありました」と複雑な胸中を吐露した。 放映権の高騰による金銭的ハードルは高いだけに「報道では放映権がものすごい金額になっていると言われていて、それが事実であれば我々の手の届く金額じゃなくなってきているのも恐怖感として感じています」と言及。 その上で「今の残念な思いを、次回もこのまま残念でしたっとなるのはちょっと寂しい。例えば権利者に日本の状況をご理解いただくようなことであったり、ユニバーサルアクセス権もそうかもしれません。どんな工夫があるのか、これから考えていきたいと思います」と強調した。 また、五輪についてはNHKと民放連で構成する「ジャパンコンソーシアム」が2032年ブリスベン大会まで日本国内の放送権を取得済み。以降の大会について「五輪(の放送権)がどうなるか、これもしっかり議論しなければならない」としていた。