番組名やニュース、出演者などを検索

シリーズ

「18祭先輩たちのうしろ姿」
〜あの時みんな18歳世代だった〜

ゆいな[7期生]

このチャンスを逃して後悔したくない

 私が18祭を知ったきっかけはRADWIMPS18祭。歌詞を紹介する番組で正解が取り上げられていて、いつか私もこんな経験ができればと心が動いたのをよく覚えています。

 それからしばらくして大好きなYOASOBIが18祭のアーティストになったことを知りました。憧れの番組に大好きなアーティストが。しかも年齢的に応募できるのは今年が最初で最後。こんなチャンスは二度とないかもと思いましたが、すぐに応募には踏み切れませんでした。

 私が応募を迷った理由、それは私に障害があるということでした。高校3年生の春、私は発達障害と診断され突然障害者になりました。普通ではない・普通には生きられないという現実に困惑したのを覚えています。

 それを負い目に感じ私なんかが応募していいのか、私なんかにできるのかと考えてしまったのです。そんな私が最後に出した結論は意外にもとてもシンプルなものでした。

「このチャンスを逃して後悔したくない」たったそれだけ。

 すごい経験ができるかも。大好きなYOASOBIと一緒に歌えるかも。人生を変えられるかも。様々な意味を含んだ「後悔したくない」が私の心を動かしたのでした。

 そして心を決めた私は急いで動画を撮影し締め切り3日前にギリギリ応募しました。この決断で私の人生が大きく変わることになるなんて微塵も想像していなかったのです。

 実際に参加して感じたことはもう山ほどありますが、一つ確かに言えることは「参加して大正解だった」ということ。

 本当に楽しかった。幸せだった。私がやり遂げた。皆で作り上げた。
 いろんな感情が込み上げてきて涙が止まらなかった。これが18祭なんだ。

 終わってしまうのが本当に本当に名残惜しくて寂しかったのをよく覚えています。

 だけど私の18祭は本番後も終わることはありませんでした。18祭は終わるどころか私の人生の一部となったのです。

「HEART BEAT」はかけがえのない曲となり、あの時出会った仲間とは今でも交流が続き、本番終了後に更にまた新たな仲間と出会いがあったり、思い出をたくさん作って更新して、笑って泣いて感情共有して、となくてはならない存在となりました。

 そんな私は当時通っていた専門学校を無事卒業し、今は社会人2年目で事務員として働いています。18祭を経験した私の社会人生活は自由と好きなことで溢れていて、とにかく明るく楽しいです。

 18祭で出会った仲間とは今でも頻繁に遊んでいて、私生活に当たり前にあるような環境になりました。その環境がとても楽しくて幸せです。

 障害については今でも時折悩むことがあります。悩む私に仲間達はこんな言葉をくれました。

「それがゆいなちゃんの個性なんだよ」
「普通ってなんだろうね。それぞれ普通が違うからこれが普通なんてきっとないんだよ」

 温かい言葉にたくさん救われています。本当に出会えて良かったと心から思います。

 そして今、自分のしたいことに挑戦すべく新たな一歩を踏み出そうとしています。

 社会人になってからじゃもう新たに挑戦はできないかなと思っていましたが、好きなことに真っ直ぐに取り組む仲間達に感化され考えが変わった私は、高校生時代に熱中していた演劇とダンスを近いうちに始めようと構想中です。

 また、障害があっても自立していこうと初めての一人暮らしも計画中で、これからの新たな未来がとても楽しみです。

 最後に参加を迷っている方達へ。

 参加する理由はなんでも構いません。自分に自信がなくても大丈夫です。
 18祭は絶対に後悔させないから。あなたの勇気を無駄にはしないから。

 これを読んでくれたあなたが勇気の一歩を踏み出せて、18祭で最高の思い出を作れることを心から願っています。