日豪ハーフのタレント、ケイナ(27)が4月からNHKの制作する国際向け音楽番組で司会を務めることになり、サンケイスポーツの取材に応じた。「めだかの兄妹」の大ヒットで知られる女性3人組「わらべ」の元メンバーでタレント、倉沢淳美(58)の長女。「アーティストの魅力をいろいろな角度から伝えたい」とにこやかに抱負を語った。
番組はNHKワールドJAPANの「J-MELO(ジェイメロ)」で、J-POPを中心に日本の歌手やバンド、音楽を世界160カ国に向けて紹介する内容。これまで司会を約15年務めた歌手、May J.(37)からバトンを受け、4月5日からラジオDJとしても人気のサッシャ(49)とコンビで登場する。
国内でも番組HPやケーブルテレビで視聴可能で、内容は日曜を中心に毎月4回更新。歌手のライブ映像やゲスト歌手とのトークで構成され、英語による進行が主体となるためゲストやケイナが日本語で話すときは英語の字幕が出る。
ケイナはメディアでレギュラー初司会。初回放送分は3月中旬に収録し、8人組ボーイズダンスボーカルグループ、MAZZELと森口博子(57)がゲスト出演した。「最初は緊張したけど、サッシャさんのおかげでテンポよく自分らしくできました」と自らに及第点。3年前から日本に住みTVバラエティーやラジオに出演する中、あらゆる分野の音楽が好きでダンスも得意な上、日本語以上に英語が堪能で「人と話をするのが大好き」という明るい人柄に今回、白羽の矢が立った。
カラオケの十八番は優里(32)の「ドライフラワー」やEXILEの「道」で、「番組にぜひ出演してほしい」と熱望。「ゲストの皆さんの才能や個性、その文化的な背景などいろいろな角度から伝えられれば」と語り、「私自身も将来、歌を出したいし、NHKの朝ドラにも出たい」と女優デビュー目指し演技の勉強も始めた。
ちなみに、両親は以前からUAE(アラブ首長国連邦)のドバイ市在住。米国とイスラエルによるイラン攻撃に対する報復攻撃が中東に拡大する中、2月下旬には自宅マンション近くがイランの攻撃を受けた。そのため、両親は3日間ほど車で約1時間半の郊外に避難したという。
今も緊迫した情勢が続くため、今後も家族の安全確保ができるかどうか「心配です」と表情を曇らせたケイナ。それでも「事態が落ち着いてきたら、母にもゲスト出演してほしいな」と大きな瞳を輝かせた。
■ケイナ 1999(平成11)年1月5日、オーストラリアのシドニー生まれ、27歳。カナダのトロント大で環境科学などを専攻し2021年卒。現在はファッションモデルとしても活躍する。連日ジム通いで体力を作り、基本は自炊。日本酒好きとあって「納豆にアボカドとキムチをまぜてノリで巻いたものなど、お酒のつまみ作りが得意です」。趣味は大相撲観戦で朝青龍と安青錦のファン。家族は石油関連会社に勤めるオーストラリア人の父と実業家の兄、電気関連会社社員の弟。身長158センチ。