1
white
horizontal
「ふぅ…あと祭りまで数時間か…」
ここはとある町の大きな神社。そこで大きな歴史ある祭りが開かれるのだが、その準備を俺はしていた。俺は石間志(いしまこころ)。親が志を持って欲しいと願ってつけたらしいが、俺はこの名前が女の子みたいで昔から嫌だった。
そんな話は置いといて、この祭りには100を超える屋台と見応えある祭りがあってそれだけでも迫力があるが、この大きな祭りにはビックイベントがある。それは獅子舞だ。ここで開かれる獅子舞は2人で舞う伎楽系のもので、とても大きな獅子だから迫力は抜群。子供たちに取り憑く邪気を取るために頭を噛むんだが、子供たちは怖いから逃げちゃうんだ。
「よし、おおよそのリハはいいな。おい、そろそろ片付けて明日に備えるぞ。」
《石間さん、了解です!》
今日は祭り前日。獅子舞の練習をしていたボランティアさんと位置の確認などリハーサルをしており、それがつい先程完了したのだった。
時刻は夜7時。
俺は一人暮らしなので家族はいないが、お腹がすいたので一旦家に帰って腹ごなししてから再びこの地に来るとしよう。他のみんなは明日に備えてゆっくりするが、獅子舞のリーダーである俺は最終チェックをしなくてはならないのだ。
「ふぅ、一旦これで作業は終わりだ。よし、解散だ。明日に備えて早めに寝、健康で元気な状態で明日を迎えるように。」
《はい!お疲れ様ですー。》
ボランティアや祭り実行委員はゆっくりと帰宅し、俺はすぐ近くの家へと走りながら帰宅した。
石間を新しいリーダーが割ったらどうなるんだろう...