学生の頃、算数や数学が苦手だったという人は多いかもしれません。
そんな人にこそ、クイズ感覚で計算問題にチャレンジしてほしいです。
テストや成績に左右されない、計算の醍醐味を味わってみませんか?
問題
次の計算をしなさい。
0÷0.02
解答
正解は、「0」です。
この問題を見て「小数の計算は苦手だな...」と思った人はいませんか?
そんな人は、ぜひ次の「ポイント」をご覧ください。
この問題の見方が全く変わるはずですよ。
ポイント
今回の問題のポイントは、「割られる数が0」という点です。
この問題、小数の計算と考えるのではなく、「割られる数が0の割り算」という視点で見れば、すぐに答えは0だと分かるのです。
0÷0.02
=0
どうしてでしょうか?これは、割り算の答えを?として考えてみると分かります。
0÷0.02=?
〇÷▲=★という式は、〇=★×▲という式に直せます。例えば、6÷2=3なので、6=3×2が成り立ちます。
よって今回の式も、次のように掛け算にできます。
0÷0.02=?
0=?×0.02
?×0.02の答えが0になるような?は0以外にありません。よって、?(割り算の答え)は0になります。
このロジックは、割る数が0以外のどんな数であっても成り立ちます。
0÷■=0
(■は0以外の数)
※■が0のとき、この式が成り立たないのは、次のように式を変形すると分かります。
0÷■=0で■が0のとき
0÷0=?
0=?×0
?にはどんな数でも当てはまってしまいますね。答えが一つに定まらないのは困るので、÷0の計算はできないことになっています。
まとめ
今回の問題のポイントを再度、確認しておきましょう。
0÷■=0
(■は0以外の数)
割られる数が0の割り算は、0÷0の形にならない限り、答えは0です。■に当てはまる数が、整数でも小数でも同じ結果になりますよ。
このことを押さえておけば、一見難しそうに見える割り算でも楽に計算できることがあります。ぜひ、覚えておいてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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