フリーレンも「化け物」と発言…勇者一行の僧侶・ハイターが秘めた「とてつもないポテンシャル」
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■最強クラスの信仰心が武器
ハイターの実力を語るうえで欠かせないのが、「女神の加護」だ。 その真価が最も発揮されたのが、七崩賢「奇跡のグラオザーム」との戦いである。グラオザームは恐ろしい精神魔法の使い手で、作中最強クラスの魔族「黄金郷のマハト」ですら、相性の悪さから戦いを避けていたほどである。 グラオザームが使う「楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)」は、対象に理想の夢を見せ続け、無防備になったところを狙って仕留めるという凶悪な魔法である。フリーレンもその効果からは逃れられず、ヒンメルとともに幻影の世界に囚われてしまう。 この時、唯一グラオザームの魔法から逃れたのがハイターである。ハイターは強い女神の加護によって守られているため、強力な精神魔法も弾き返すことができたのだ。これには百戦錬磨のグラオザームも「貴方は余程敬虔な僧侶のようだ」と驚きを隠せていなかった。さらに、この魔法を防げた僧侶はハイターが初めてだという。 その後もハイターは、防御魔法とみられる魔法でヒンメルとフリーレンを守り、グラオザームの攻撃を防ぎ続けた。グラオザームには「時間稼ぎ」と言われていたが、七崩賢を相手に長時間防戦できること自体、相当な実力がないとできない芸当だろう。
■フリーレンすらも「化け物」と表現する実力
ハイターの実力については、フリーレンも作中で「化け物」と評している。 勇者一行が七崩賢「不死なるベーゼ」の結界魔法に閉じ込められた際、それをどうにか壊すまでの時間が最大の障壁となった。これに対し、ハイターは「無補給無酸素状態でも生存できる魔法」を全員にかけるという解決法をとる。 涼しい顔で、まるで当たり前のようにさらっと話した際には、フリーレンも「ここには化け物しかいないのか…」と呆れの色を見せていた。アイゼンも「飲んでいないと本当に優秀だな」と感心しており、ふだんは酒がある種の弱体化補正として機能しているのかもしれない。 最も驚くべきは魔王討伐の時期のハイターは、おそらく10代か20代という若さで、こういった力を習得していたという点である。数十年にも及ぶ鍛錬を重ねたわけではないため、そもそもの素質が桁外れだったのだろう。 もちろん、魔王討伐の旅は険しい道のりだったはずで、その過程で飛躍的な成長を遂げた可能性も考えられる。いずれにしても、あのフリーレンに「化け物」とまで言わせたのは才能と努力、そして経験のすべてが突き抜けていたからといえるだろう。 酒をこよなく愛し、ほとんど二日酔いの状態で、フリーレンには「生臭坊主」とまで言われるハイター。後に戦災孤児だったフェルンを引き取り、愛情深く育て上げた優しい僧侶というイメージも強い。 しかしその実、異常なまでの魔力量を秘め、強力な魔法をいともたやすく使いこなす「化け物」でもあった。こうして振り返ってみると、魔王討伐を達成したパーティメンバーの凄まじさがあらためてよく分かる。
スパロウ
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