【25日高裁判決】女性客「酒を飲み、翌朝まで記憶なく体が...」10人の女性に性的暴行・わいせつ行為等の罪に問われる“里庄町ゲストハウス”経営の男(52)検察が指摘する「計画的かつ狡猾な手口」とは【ゲストハウス連続性的暴行事件 第2回/全4回】
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■別の女性客の体内から「睡眠薬の成分」も 準強制性交等などの罪で起訴 また警察によりますと、2022年3月、体調不良を起こした別の宿泊客の女性の体内から睡眠薬の成分が検出され、警察では、男が酒などに薬物を混入させ女性に摂取させた疑いが強いとみて捜査を進めていました。 その後、男のスマートフォンやパソコン、ハードディスクなどを押収したところ、男が宿泊客を無断で撮影した複数の動画や画像が見つかり、男の容疑を特定したということです。 警察のその後の調べで男は、6人の女性に対して「準強制性交等の罪」、3人の女性に対して「準強制わいせつの罪」、1人の女性に対して「準強制わいせつ未遂」、1人の女性に対して「岡山県迷惑行為防止条例違反」の罪で起訴されました。 ■「計画的かつ狡猾」な手口 起訴状などによりますと、男の手口は「計画的かつ狡猾である」といいます。 2020年5月、男は、睡眠作用のある薬物を酒に混入した場合、“青色”に変色することを把握していて、一人旅をしていた女性Bに変色したことがばれないようにするため、“深緑色の抹茶カクテル”を提供しました。 薬物が混入されているとは知らず、そのカクテルを飲んだ女性Bは、急激な眠気に襲われ、宿泊施設の和室まで自ら歩いて移動し、睡眠状態になりました。 男は、薬物作用により、抵抗できない状態の女性Bの着衣を脱がせるなど、わいせつな行為をしたと見られています。 さらに、男は持っていた携帯電話で撮影し、自らのハードディスクに保存したといいます。 女性Bは、寝ている間に体を誰かに触られているなどの感覚がありましたが、夢の中の出来事だったと考え、被害に遭ったことに気づかないまま、ゲストハウス【画像(5)】をチェックアウトしたといいます。 ■睡眠作用などがある薬物について専門家は・・・ 使われた睡眠作用などがある薬について、専門家たちは、 (法医学及び薬毒物の中毒学を専門とする教授) 「これらの薬を摂取した場合、薬を服用する前のことまでは覚えているが、薬を服用した後、一定期間の記憶がなくなる症状(薬剤性一過性前向健忘)が見られる」 「アルコールでも一過性前向健忘が起こり得るが、自己の飲酒量を把握している方なら、まず飲み過ぎたという認識があるはずである」 (臨床法中毒学を専門とする教授) 「薬物の場合はごく少量で作用するので、飲み過ぎたという認識がないのに、一過性前向健忘の症状があれば、薬物使用が強く疑われ、アルコールはこの薬の効果を増強する」 などと指摘しています。
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