すべてを捨てた
ナイト・ストーカーの妻
ドリス・リオイ
殺人鬼リチャード・ラミレス
「ナイト・ストーカー」の異名を持つリチャード・ラミレスは、1980年代半ば、ロサンゼルスや周辺地域でを恐怖に陥れた、犯罪史にその名を残す凶悪な連続殺人鬼です。
また、被害者の太腿に口紅で「逆五芒星」のマークを残すなど、悪魔崇拝にも傾倒していたことも特徴的で、カルト的人気を博す要因の1つとなりました。
リチャードの端正なルックスは女性達を引きつけ、逮捕後にはグルーピーと獄中結婚も果たすなど、チャールズ・マンソンのようなカルト的な人気を誇りました。
ドリス・リオイとは
崇拝者のドリーン・リオイは、「タイガー・ビート」誌の編集者として活躍していました。
1985年にラミレスが逮捕され、最終的に1984年から1985年の間に13人を殺害した罪で有罪判決を受けた後、崇拝者のドリーンは、投獄されている彼に向けて、手紙を書き始めました。
ドリスによると写真で見るリチャードの目に中には何かがあって、それは何かわからなかったけれども、強く心を惹きつけられたと言います。
ドリスは11年間の交際中に約75通の手紙を送ったとされ、週4回は面会に出向き、いつも面会者の列の先頭近くにいたそうです。
結婚
ドリスが手紙を送り続けて11年後、2人は1996年10月3日に、「サン・クエンティン州立刑務所」で結婚しました。
「ニューヨーク・タイムズ」紙によると、リチャードは金の結婚指輪をつけることを拒否し、「サタニストは金を身に着けない」と言い、その代わりとしてプラチナのバンドを選んだと報じられています。
ドリスは大喜びしたものの、世間の目は厳しく、リチャードと出会う前のドリスは成功した編集者で、比較的普通の生活を送っており、すべてを失うであろう彼女の決断は、周囲には全く持って不可解でした。
ドリスは「世界が彼を見る様子は、私には助けようがありません。彼らは私のように彼を知りません」と語りました。
その後
ドリスの親族は、彼女と縁を切りました。
公私に渡って、ドリスはリチャードを擁護し続けました。
彼らの結婚生活が公にされることはありませんでしたが、リチャードが、2013年6月7日、長年の薬物乱用による血液感染で発症したB細胞リンパ腫による合併症により53歳で亡くなった時、夫婦は数年間会っていないことが判明しました。
世間の目は再びドリスの行方に注目しましたが、彼女の所在は今日も不明だそうです。
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