P「最近、俺の家に入っている人が居るみたいなんだ」 表
頭をからっぽにして読むと良い感じです。
表/裏の二部構成です。
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摩美々「それって、不法侵入ってことー?」
P「ああ、そうみたいなんだ」
雑談交じりに摩美々と話していると、話題が話題なだけに周りに居た他のみんなが寄って来た。
灯織「そんな......プロデューサーは何もされなかったんですか?」
P「ああ。というか......逆にものが増えてたというか......」
正直、何か盗まれたりしていなかったから問題にしていなかったというのもある。
初めに異変に気付いた時は何か盗まれていないか心配だったが、今のところ大事なものは盗まれていない。
夏葉「......となると、愉快犯の可能性が高いわね」
羽那「ゆかいはん?」
夏葉「えぇ、プロデューサーを困る様子を見て楽しんでいるということよ。その様子だと、盗聴器が仕掛けられている可能性もあるわね......」
灯織「と、盗聴器......!?それって犯罪じゃないですか......!」
摩美々「や、そもそも不法侵入の時点で犯罪でしょー......」
P「まあ、そうなんだけど......今のところ害も無いしな。だからあんまり危険視してなかったというか......あ!仕事の資料なんかは持ち帰らないようにしてるから、そこは安心してくれ」
夏葉「一番重要なのはそこじゃないと思うのだけれど......」
羽那「それで、プロデューサーの家にはどんなものが増えてるの?」
P「え?そうだな......えーと......」
俺の知らないものは日毎に増えている。ええと、確か昨日は────。
P「昨日は───たしかトカゲのぬいぐるみだったな。朝起きたら顔に乗っててさ、さすがに驚いたよ」
摩美々「......へー。まあ、ぬいぐるみなら別にいいんじゃないですー?可愛いし」
可愛い?まあ、爬虫類好きの摩美々なら何らおかしくない感想か......。
P「ああ、今は椅子の上に座らせてるよ。その前は......フクロウの置時計だな」
灯織「......時計ですか。あまり危険なものでは無さそうですね......特に、白いフクロウは幸運の象徴とされることもあるそうですし、家の中に置いていてもいいのではないでしょうか」
白いフクロウ......あれ、色まで言ってたかな......?
まあいいか、今はあまり重要なことじゃない。
P「ああ、今はありがたくリビングに置かせてもらってるよ」
羽那「それで、次は何を貰ったの?」
P「えーと、次は......あ、そうだ。歯ブラシ!」
その瞬間、何となくだが少し部屋の温度が下がった気がする。
いや、きっと気のせいだろう。
摩美々「歯ブラシぃ~......?」
灯織「それは......」
羽那「えー?ダメかなー?」
P「ダメって......まあ、一番愉快犯の残していきそうなものではあるけど......」
正直愉快犯だとしてもよくわからないが、前者二人のもはやプレゼントみたいなもに比べれば、一番それっぽいもののような気がする。
夏葉「......それもそうね。他にはどんなものがあったのかしら」
P「えーと......そうだ!インパクトがありすぎて忘れてたけど、車のカギだったな......!確か高級車の......メーカーはなんだったかな......」
夏葉「そうね......ポルシェじゃないかしら」
P「そうそう!良くわかったな」
夏葉の一言で完全に思い出した。
それにしても、数あるメーカーの中からよく一発で当てたものだ。
夏葉「ふふ、ただの勘よ」
摩美々「......勘良すぎじゃない~?」
P「いやいや、流石夏葉だ......!普段車に乗ってるからかな」
摩美々「えー、それって関係あるー......?」
羽那「でもそれってー......車は無かったってこと?」
夏葉「羽那の言う通りね......。もしかしたら、車もどこか近くに置いてあるんじゃないかしら。探しては見たの?」
P「確かに、車本体を探したことは無かったな......今度探してみるよ」
P「──っと、そろそろ出る時間だ。じゃあみんな、行ってきます」
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- クロモコMar 5th