イメージセンサーの研究開発でも中国勢の存在感が高まっている。写真は、スマートセンス・テクノロジーが2億画素品で行った「ISSCC 2026」でのデモ(出所:日経クロステック)
イメージセンサーの研究開発でも中国勢の存在感が高まっている。写真は、スマートセンス・テクノロジーが2億画素品で行った「ISSCC 2026」でのデモ(出所:日経クロステック)

 日本勢や韓国勢が牛耳っていたイメージセンサーの研究開発で、中国勢の存在感が高まっている。半導体集積回路の著名な国際学会「ISSCC 2026」では、中国企業が変換効率の高い2億画素のイメージセンサーを、中国の大学などは高効率のビジョンセンサーを発表し注目された。いずれも会場でデモを行い、完成度の高さをアピールした。

 ISSCCのイメージセンサーのセッションといえば、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)や韓国の研究機関・大学、並びにソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)や日本の大学などが成果を競う場だった。ところが、中国勢も徐々に実力を付けており、ISSCCのような論文採択率が20%台と低いトップカンファレンスでも発表するようになってきた。

 今回のISSCCで注目されたのは、中国・思特威(上海)電子科技(スマートセンス・テクノロジー)が発表した2億画素のイメージセンサーである。同社は、監視カメラ用イメージセンサーで高いシェアを持つとされる。今回、モバイル向けに2億画素品を発表した。

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中国スマホに採用

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