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「欲しい」と思った時の処方箋。たいていの物欲はこれで消える

物を増やしたくないのに、節約しているのに、物欲が急上昇して「どうしても買いたい!」となる瞬間がある。

そういう時のための、自分への処方箋をあらかじめ用意しておくことにした。

■応急処置編


とりあえず購入日を延期する

「○日に××ショップに行くから、その時に試着してみて考えよう」
「△日はネットで買うとポイントアップの日だから、それまで待ってまだ欲しいか様子を見よう」
など。


ネットショップのカートに放り込んで一旦放置

「あれもこれも!」とできるだけ見境なくどんどん入れる。今欲しいと思えるものを全部入れていく。
数日あるいは数時間経ってカードのリストと合計金額(たぶんおそろしい数字)を確認すると、別に買わなくてもいいかな…とシュンと物欲が消えたりする。


■急を要する場合編


「これより値段が高くても買う?」
「一年後も同じように買いたいと思う?」
と自分に問いかける

ショップに行ったらちょうどSALEをやっていたり、ポイント利用の期日が今日までだったり…「早く買わなきゃ!」という焦りがあると、物欲と混同してしまいがち。

定価や今の値段より高い価格だったとしても、まだ欲しいと思えるか?と自分に問い直すことが大切。

そして、たいていの「欲しいもの」は一年後には別に欲しくなくなっている。(真理)
一年後には要らなくなるようなものを、今慌てて買う必要が本当にあるのだろうか。


本当に欲しいか?と理由を考える

「欲しい」という思いの裏側には、大抵別の感情が隠れている。

なぜ欲しいのか?という理由を掘り下げていくと、「仕事のストレスを癒したい」「○○さんに素敵だと思われたい」「今使っているものが劣化していて気分が下がる」などなど、たくさんの感情が出てくる。

その中で、特に一時的な感情については、別の方法で解消できないか考えるのだ。

「仕事のストレスを癒したい」なら、ものを買うのではなくスパやマッサージ、ちょっといい食事など、形のないもので心を満たすほうが結果的に満足度は高い。

誰かに素敵だと思われたいなら、美容室で髪を整えたり、爪を磨いたり、いつもより丁寧にスキンケアをしたり、あるいは手持ちの服や靴を手入れするほうが、浮足立った感情も落ち着いてくる。

「今使っているものが劣化していて…」というのは、比較的ちゃんとした理由に思えるけれど、その更に奥まで掘り下げると「Instagramの投稿を見て真似したくなった」「××さんの持っているものが格好良く見えた」など、浅ましいモノマネ根性が現れたりする。
自分以外の誰かを真似してものを買うなんて、軽率な買い物をして恥ずかしくないのかと唱えよう。それよりは、自分の持ち物を大切に使い切って新しい相棒をお迎えするという愛すべき行動に目を向けたほうがいい。

■不変の法則編


家にあるものを一つ手放してでも買いたいのか、検討する

もはや王道である、1in1outの精神。


むしろ同じ種類のアイテムはそれ1つに絞ってもいいくらい欲しいのか?と考える。

上記の精神を更にバージョンアップ。「いや、1つに絞るならコレじゃなくて家にあるアレだけど…」とか思う時点で、既に愛情が薄い。迷うならとりあえず辞めておこう。


「欲しい理由が値段なら買うな、迷う理由が値段なら一旦持ち帰れ」

名言を自己流にカスタマイズ。
「安くてお買い得!」が欲しい理由ならもちろん買う必要はないけれど、「めちゃくちゃ欲しい、でもお値段がちょっと高い…」というのもよくよく考えないと本当の物欲かどうかはわからない。
迷ったら一旦家に帰って考える。それで売り切れたとしたらご縁がなかったということ。

SOLD OUTで後悔しても、いざ再販された時に結局購入しないというパターンもよくあることなのだ。その時限りの欲望に耳を傾ける必要はない。


「購入を迷っている状態」をとことん楽しむ

これは一番効果的かつ、ロマンチックな処方箋。
なんだかんだ、買い物で最も楽しい瞬間は「あれを買おうか、これにしようか」と考えている時間なのだ。
実際に購入する瞬間も高揚するけれど、わりと一瞬で輝きは失せてしまう。
買ってしまえばもうそれは「欲しいもの」ではなく「持ちもの」になる。あれだけ気分を持ち上げてくれていたロマンは消えてしまうのだ。

だから、「欲しい」と思ったら、とりあえずその気持ちをアウトプットする。
ノートに絵を描いたり、こんなふうに文章に残したり。できるだけ凝った方法や手間のかかる方法だとなおいい。
時間がない時は、誰かに写真を見せながら話したり、商品画像を保存して日々眺めたりするだけでもいい。

恋愛の一番楽しい時期を味わうように、それがまだ「欲しいもの」である時間をとことん楽しみつくすのだ。

絵を描いて色まで塗って、それを持っている生活をわりとはっきりイメージできるようになると、案外気が済んでしまったりする。
もうそれを手に入れたと脳が錯覚するくらい、とことんやってみたほうがいい。

それでもまだしみじみ「欲しいな」と思えたり、輝きが失せても「必要だ」と思えるなら、それは本当に買うべきものなのかもしれない。

■最後のダメ押し編


断捨離する

とりあえず手持ちのものを整理してから考える。
捨て活の本を借りてきたりして、気分を盛り上げながら自分の持ちものと向き合い、限界まで量を減らす。

その過程で、やっぱり欲しいなと思えるものをお迎えできたらいいのではないだろうか。


いざとなったら次の受け入れ先が決まりやすいものかどうか、考える

迷ったらプチプラよりブランドものだ。
もし不要になった時でもゴミにすることなく、次のお譲り先がすんなり決まりやすい。

せっかく意を決して購入するなら、できるだけ長く愛用できて、手放す時も後悔が少ないものがいい。
中古品でも価値が出やすい、質のいいものを選ぶようにしよう。


「これを買うぞ」と決意し、キッチリ予算を用意してお店に行く

最後の手段。もう買う気満々じゃないかと言われそうだけど、この工程を踏むと後々まで引き摺るような失敗は少ない。

やはり買うなら、ネットより実店舗。できるだけ自分の目と手で確かめて、幻想ではなく現実の、ありのままの「それ」と向き合ってから購入する。
カードや電子決済ではなく、現金で予算をしっかり用意していくのもポイント。
仮に買うものが確定していない場合でも、予算ぴったりのお金を持っていくと自然と財布の紐は固くなる。慎重な買い物には現金払いがオススメ。


後悔のないお買いものライフをお過ごしあそばせ。

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