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生活能力欠如しすぎてPに財布まで預けちゃう美琴さんの話/Novel by VMAX珈琲

生活能力欠如しすぎてPに財布まで預けちゃう美琴さんの話

3,091 character(s)6 mins

Pに依存しすぎて&生活能力欠如しすぎて財布も通帳も全て預けて、お給料全て勝手に貢いじゃう美琴さんの話です。

美琴さんにはある程度壊れて欲しかったので書いた話。Pに頼ってもらいたい、でも、その手段が分からない美琴さんの、美琴さんなりの、アピールなんですけれど、普通に壊れているというか、大人がやっちゃいけないことやってる感じですね。

ぶっちゃけ、なんとなく元々駄文しか書けない中、スランプ気味です。どちらにしてももう少し、ちゃんと、しっかり、美琴さんを壊していきたいです。

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「プロデューサー、これ、今日コンビニで使った分。レシートも貰ってきたよ」
夜10時過ぎ、事務所。
レッスン室に残っていた美琴が帰ってきたと思ったら、手渡してきたのはコンビニおにぎりやミネラルウォーターのレシート。
「ありがとう、美琴。ただ前からいっているようにね、美琴」
美琴用に新しく買ってきた手帳に今日の分のレシートを転記しながら。
「ん?」
「美琴は美琴が働いた分だけ給料貰っているんだから、自由に使っていいんだよ」
当然に湧く疑問。
何で僕は今、美琴が今日使ったお金の記帳をしているんだろうな。
「・・・・・・?使ってるよ?ごはんとか買ってるよ?」
「・・・・・・じゃあ自由に使えるのに、何でお財布も通帳も全部僕に預ける、なんていうんだい。銀行の暗証番号まで教えられても、僕はどうしようもないんだよ?」
そう、何でわざわざ美琴の買い物の記帳なんかしてるのか。
答えは簡単だ。美琴のもっている現金も預金も全て何故か管理させられているのが僕だからだ。
「プロデューサーが管理してくれたら安心かなって。プロデューサーも勝手にそこから使っていいから」
「い、いいわけないよ。美琴の稼いだお金だよ」
手をつけられるわけが無い。
だから色々言い訳してなんとか説得して通帳は電子通帳・アプリで管理できるようにして美琴のスマホからでしかログインできないようにしたのだ。
だが。
翌日、美琴が講座の暗証番号を書いたメモを渡してきたのでその日の午前中は額から手が離せなかった。
何度断っても財布まで僕の机に置くものだから、僕は事務所の机の鍵付きロッカーの中に、新しく南京錠付きでミニ金庫を備え付けてそこに入れることにした。
鍵をかけた本人である僕が分からないよう、ランダム生成されたパスワードと鍵を美琴にだけ教えて、一切僕からは開けられないようにした。
翌日、例に漏れずそのパスワードを耳打ちされた。
無理やりにでも手をつけられないようにしても、翌日に絶対にその配慮が水泡に帰す。
「私が働いてもらったお金、どう使おうと勝手だっていったの、プロデューサーだよね。だったら、それ、全部、プロデューサーにあげる」
そんなことをそんな意図でいった覚えがまるでない。
「いや、だから─」
「経費で落ちないごはん代とか。服とか化粧品とか日用品とか。そういうので使ったときはちゃんと報告するね。プロデューサーのお金だもん。無駄遣いしないように使ったらその都度プロデューサーに教えるね」
「これは僕のお金じゃないよ。美琴のお金だよ」
「私のお金、どう使おうと勝手なんだよね?プロデューサーにあげるよ?」
「貰えるわけないよ」
「じゃあプロデューサーの口座番号だけ教えて。今度からお給料の振込先、そこにするから」
「・・・・・・じゃあ僕の給料の振込先、美琴の口座にするよ。美琴、いいの?僕の薄給しか受け取れなくなっちゃうよ」
「してもいいけど私の銀行のキャッシュカード、プロデューサーがもってるからあんまり意味ないと思うよ」
「・・・・・・じゃあどうすればいいんだい」
「どうせプロデューサーにはいずれこうしてもらう予定だったし、あんまり問題じゃないと思うよ」
「いや、名義人以外がキャッシュカード使う状況は普通に問題だよ」
「じゃあキャッシュカードいらないや。大きいお買い物するときはプロデューサーに来てもらう」
「・・・・・・どうして急にこんなことを・・・・・・」
「にちかちゃんに無駄遣いしちゃだめっていわれたから」
「にちかにこのこといったかい」
「うん。にちかちゃんにしか話してないよ」
「・・・・・・まあ、にちかなら大丈夫か・・・・・・とりあえずにちか以外には話さないでおいてくれないかい」
「わかった」


───────

プロデューサー。
これでプロデューサーに私のプライベートを、私生活を管理してもらえる。支配してもらえる。
実家暮らしの子達じゃ、こういうことはできない。
一人暮らしのわたしだからできること。
これである程度は他の人達と差をつけられたかな。
私のプロデューサーなんだから、私のモノは全部管理して欲しい。
他の子じゃ、ここまでできない。やれない。委ねられない。

それにお金だって別に使い道が大してあるわけではない。私はアイドルとしての仕事ができれば。歌えれば。踊れれば。
それでいい。それだけで生きられる。
生活さえできれば、あとのお金は、全部この人にあげてしまっていい。
この人は優しいし、しっかりしているから、たとえこのお金を貰ってくれても無駄遣いなんかしないんだろうけれど。
ほんとは、このお金を使い込んで欲しい。
生活費でもいいし、このお金で遊んでもらっても構わない。


依存して欲しい。
依存しきって欲しい。
私だって、貴方に依存しているんだから。
貴方だって、私に依存してもらいたい。
頼ってもらいたい。
私なしにで、もう生きていられないようにしたい。

プロデューサーは現にこうやって仕事をしてくれているけれど。
私のためにお仕事を取ってきてくれたり、スケジュール管理をしてくれているけれど。

いつか、私の為に仕事、やめてくれないかな。
私がトップアイドルになったら。
プロデューサー、仕事やめて、わたしの家に、ずっといてくれないかな。
そしたら、プロデューサーのその後の人生、全部、私が支えてあげるのに。
食べるものも、着るものも、プロデューサーの生活に必要なもの、全部、私が買ってあげたい。

他の子の為に、残りの人生を使って欲しくない。
もう私が、プロデューサーの理想のアイドルになるから。
他の子の理想を追い求めて欲しくない。
私のためだけに。私にだけ頼って。私しかいない。
そういう人生。
私はプロデューサーがそういう人生を送ってくれるだけでいい。
他のモノはどうでもいい。
私をアイドルにしてくれた、この人が、私だけのモノになってくれれば。
それだけで。


──────
「だから、とりあえず、全部預けちゃった」
翌日。美琴さんとのレッスンの休憩時間。
前に通帳も現金も全部プロデューサーさんに預けるもとい貢ぐ相談を受けて。
私は全力で止めたのだが。
・・・・・・この人、一度決めたら、結局、突き進んじゃうからなぁ・・・・・・。
「え、えぇ・・・・・・と。マジですか・・・・・・?」
「うん」
「えと。とりあえず、前にもいいましたけど、それ、他の人に言っちゃ駄目ですからね」
「やっぱり駄目?」
「それは絶対駄目です。また私が質問責めに遭います。特に冬優子さんと浅倉さんから」
「特にそのふたりにはいっておきたかったんだけどな」
「そのマウンティングするといよいよ手段を選ばない戦争になりますよ」
「あの子たちも同じことするってこと?」
「いやぁ・・・・・・そこまでは・・・・・・いや、分からないな」
ほんと、何でこの人たちは。
ここまで加減とか容赦とか知らないのだろうか。
絶対、今まで、まともな恋愛、というか、まともな学生生活送っていなかったのだろう。
大体、不器用過ぎやしないか。
プロデューサーさんにいくら頼ってもらいたいからって、給料全部渡しちゃうアイドルがどこにいる。
なんか、あの人は、こういう人達にばかり好かれている気がする。
あの人も、あの人で実際そういう体質なのだから、まともな学生生活を送ってなさそうである。

まあ・・・・・・でも、とりあえず。

プロデューサーさん、近いうちに襲われるだろうなぁ・・・・・・。

Comments

  • ZGMF-24A

    闇が深すぎる

    June 30, 2024
  • ポン助

    苦労人と化した七草にちか

    July 31, 2022
  • 社畜

    依存しきってるの好き

    July 31, 2022
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