「今のレベルでは勝負できない」侍J敗退で加速する“メジャー願望の凍結” 周東佑京が下した“生涯ホークス”は賢明な判断
WBC前の契約ではあったが、周東佑京外野手(ソフトバンク)の選択が良い例かもしれない。今春キャンプ直前の1月23日に5年総額20億円+出来高の大型契約を結んだことで、「生涯ソフトバンク」の可能性が高まった(金額推定)。 「『メジャー挑戦願望がある』と聞いていたので驚いた。周東本人も悩んだようだが、冷静な判断をしたようだ。仮に渡米した場合、条件面は上がるだろうが、結果次第で即座に戦力外の可能性もある。野球選手としての夢と現実問題を踏まえ、熟考した末の結論だろう」(在京球団編成担当) WBCでも、3月7日の韓国戦は守備でチームを救い、10日のチェコ戦では本塁打も放った。様々な思いはあるだろうが、今後もNPBでプレーしてくれることは楽しみだ。 周東は、順調にいけば今季中に国内FA権を取得する。単年契約で来季以降のメジャー挑戦可能性も取り沙汰されたが、ソフトバンクとの長期契約を選択した。「球団側の誠意と熱意を感じたはず」(スポーツマーケティング会社関係者)なのは間違いないだろう。 ソフトバンクは、必要選手とは好条件契約を結ぶ球団であることで知られる。2019年オフには、柳田悠岐と7年契約を結んだ。また2022年オフに日本ハムからFAで移籍した近藤健介とは、7年総額50億円規模の契約とも言われる。 「ポスティング制度は認めないが、良い選手には最高の条件を提示する。好選手を保有して勝ち続け、球団収益も増加させる。球団規模をMLB球団並みに大きくした先には、打倒MLBも見据える。周東の慰留はマスト案件で、本人の思いとも一致したのだろう」(スポーツマーケティング会社関係者) 今後はソフトバンク同様、メジャー願望を持っている選手に好条件での契約を提示する球団が現れる可能性も否定できない。また「現実路線を歩む選手も増えるのでは……」(スポーツマーケティング会社関係者)という声もある。