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結婚指輪のサイズを探るP羽那の話/Novel by りえる

結婚指輪のサイズを探るP羽那の話

2,216 character(s)4 mins

永遠に、羽那を幸せにすると誓うよ

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P「(羽那と付き合ってもう何年になるだろうか…)」
P「(…そろそろ、プロポーズだよな)」
P「(指輪…羽那にぴったりのがいいけど、どうしたらいいだろうか)」
P「(直接聞くわけにはいかないし、羽那の指の感触で決めるしか…!)」


(ある日)
羽那「あはっ、どうしたの?」
P「い、いや…!」
羽那「手、繋ぎたいの?」
P「…ああ」
羽那「あはっ、照れてる──!プロデューサーから甘えてくるの、めずらしいね?」
P「たまにはな…!」
P「(やっぱりちょっと怪しいか…!?)」
羽那「あたしも手繋ぎたいなーって思ってたの」
羽那「…それとも、こうやって腕を組む方がいい?」
P「…!」
P「…俺は手を繋ぐ方がいいかな」
羽那「たしかに、そっちのほうが手のあったかさが伝わるもんね?」
P「(よ、よし…!バレてないな…!)」


P「(手相占い…ネイル…手を確認できそうな話題は片っ端から…!さりげなく…!)」
P「羽那、最近手相占いっていうのを見てさ、手相を見たらその人の特性とか寿命がわかるらしいぞ…!」
羽那「そうなんだー、プロデューサーわかるの?」
P「ネットに記事があったからそれを見ながらだな…!」
羽那「じゃあ、あたしの手相も見てみる?」
P「ええと、薬指の付け根に線、3本の線が星のように交差…すごいな、珍しいやつがたくさんあるぞ…!」
羽那「えーっ、よくわかんないけどちょっと嬉しいかもーっ」
P「羽那がこうやってアイドルとして人気が出ているのも、この手相が裏付けているのかもしれないな」
P「もちろん、羽那がたくさん努力しているのが1番の理由だけどな…!」
羽那「あはっ、そうかもね?」
P「(あとは…)」
P「それと羽那、普段はネイルとかしないのか?」
羽那「うーん、イベントの時にしてもらうくらいかも?」
羽那「ルカちゃんがしてるの見て普段もしてみたいなーって思うんだけど、2時間とかお店で座ってなくちゃいけないし…!」
P「そうなのか、羽那、指が細長くて綺麗だし、ネイルとか映えそうだよな」
羽那「えーっ、急にどうしたの?」
羽那「なんか、最近すっごくあたしの手さわるね?」
P「(ぎく…)」
P「(さすがに怪しすぎたか…!?)」
羽那「そんなにあたしの手がすきなら、もっとさわってもいいよ?」
P「え、ああ…ありがとな」
P「(…きっとばれてないな…!)」
P「(過去の衣装で指輪をつけた時のサイズも確認できたし、今日でなんとなくはわかったぞ…!)」


P「なあ羽那、今日は行きたい場所があるんだ」
羽那「いいよーっ、なにするの?」
P「それは…秘密だ」
羽那「えー、なにそれーっ」
羽那「あはっ、じゃあ楽しみにしてるね?」
P「…ああ」

(ついた)

羽那「あはっ、なんか懐かしいね?」
P「そうだな、W.I.N.G.に優勝した時とか、羽那が寮にいた時はよくきてたな」
羽那「うん──!」
羽那「しっかりみたら、すっごく綺麗な景色だね」
P「ああ、俺にとって、羽那との思い出の場所だ」

P「…羽那」
羽那「…はい」
P「手、出してくれるか?」
羽那「…うんっ」
P「ずっと羽那のことを幸せにします」
P「俺と、結婚してください」
羽那「──」
羽那「…こちらこそ、お願いしますっ」
P「はは、よかった…」
羽那「あはっ、なんかかしこまって言われたら照れちゃうね?」
P「でも、それくらい真剣だからな」
羽那「あたしも、真剣にプロデューサーのこと、大好きだよ」
羽那「…あのね、あたしからも伝えたい、です」
羽那「こちらこそ、あたしと結婚してくださいっ」
P「──」
P「もちろんだ」
P「──結婚しよう」


羽那「あはっ、そういえば、指輪ぴったりだね」
P「こっそりリサーチしてたからな…!」
羽那「しってたよ?」
P「えっ…バレてたのか?」
羽那「ばれてたっていうか、そのためにあたしの手をたくさん触ってたんじゃないの?」
P「い、いや…」
羽那「でも、あたしのために準備してくれて嬉しかったよ」
羽那「さっそくはるきちゃんとルカちゃんに自慢しちゃったし──!」
P「はは、気に入ってくれたならよかったよ」
羽那「うんっ」
羽那「…ねえプロデューサー?」
P「どうした?」
羽那「あたし、やっぱり夢だったかも」
P「夢?」
羽那「うんっ」
羽那「プロデューサーのお嫁さん──!」
P「──」
P「…そう言ってもらえて嬉しいよ」
羽那「ふふっ、でも、なんか本当に現実じゃないみたい──」
羽那「プロデューサー、ほっぺにキスしてくれる?」
P「えっ…こうか?」
羽那「あはっ、ちょっとくすぐったい」
羽那「夢じゃなさそう──!」
P「夢じゃ…ない、よな?」
P「はは、俺も不安になってきたよ」
羽那「じゃあこんどはほっぺじゃなくて──」
P「──!」
羽那「あはっ、照れてるー」
P「い、いきなり来るから…!」
羽那「えーっ、だって好きなんだもん」
羽那「ふふっ、これからもずーっと一緒にいようね──!」


P「(俺は羽那を守り続ける、そう誓った
これからはどんなに辛いことも苦しいこともふたりで乗り越えていく
どんなに楽しいことも嬉しいこともふたりで分け合っていく
羽那は、アイドルだ
でも、俺にしか見せない笑顔がある
俺はその笑顔をずっと、プロデューサーとして、夫として、輝かせ続ける)」

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