【センバツ】大垣日大・高橋「本当に無我夢中」値千金の延長10回決勝打 捕手に代打の「勝負手」ズバリ
◇第98回選抜高校野球大会第4日 1回戦 大垣日大2-1近江(2026年3月22日 甲子園) 【写真】力投する大垣日大先発の竹岡 隣県同士の「関ヶ原決戦」は、2年連続7度目出場の大垣日大(岐阜)が、2-1で近江(滋賀)を破り、2回戦に進出した。 両軍ともに堅守が光り、近江・上田、大垣日大・竹岡の両投手が要所を封じる投手戦となった。上田は6回の2死二、三塁も封じ、大垣日大に先制点を与えなかった。一方、竹岡も6回に1死一、三塁のピンチを招くが無失点と、譲らなかった。 均衡が破れたのは延長10回。1死二、三塁から、大垣日大の代打・高橋が右翼線への2点適時二塁打を放ち、これが決勝点。高橋は「本当に無我夢中。いいスイングができたのでいい打球が出ました」と喜んだ。 先発の竹岡が無失点の好投。その相棒である捕手・高田の代打という「勝負手」だった。高橋正明監督は「高橋は思い切りの良い打者。(捕手の場面で代打には)勝負所でいくぞと言っていたが、勝負をかけました」と説明。「三振でもいいから、振ってこい」と送り出し、見事に決勝打を生み出した。 高橋はオフに骨折するアクシデントに見舞われたが「食べて食べて7、8キロ体重が増えた」とパワーを付けた。その成果もあり、高橋監督の甲子園初勝利をたぐり寄せ「監督も1勝目、本当にうれしいです。怪我の中でも色々アドバイスしてくださったり、心配してくれたので」と恩返しができて喜んでいた。 古戦場の関ヶ原を挟んで、車で40分ほどで行き来できる距離に両校はある。今年も練習試合の予定を組んでいたが、ともに選抜出場が決まったためキャンセル。23年夏1回戦の対戦では、大垣日大が7-2で勝利した。