深刻な不眠に悩む夢香は、怪しい青年からもらった「印香」に火を灯す。 夢と現実の狭間で巻き起こる、官能的な恋の始まりとも知らずに──。 不眠解消のために藁にもすがる思いで「印香」を焚いた夜、夢香は久しぶりの睡魔に襲われ眠りに落ちた。 夢の中で夢香は、刹那の楽しみを売る妖魔たちの遊郭<夢幻楼>に足を踏み入れ「氷の男娼」と呼ばれる夜刀と出会う。 神秘的な雰囲気をまとう夜刀は夢香の働くカフェの常連客によく似ていて戸惑うも、夢香の思考は夜刀から与えられる艶めかしい刺激によって掻き消えていった──。
夢幻楼と眠れぬ蝶~妖し遊郭で快楽に溶かされて~ 完全版
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