タクシー乗り合わせた警察署長に「あの女の子ではないですか」 横浜で行方不明の女児保護に貢献、運転手に感謝状
神奈川県警栄署は17日、行方不明になった小学4年生の女児(10)の保護に貢献したとして、平和交通新子安営業所のタクシー運転手羽賀修さん(57)に感謝状を贈った。羽賀さんはタクシーに乗り合わせた塩田信之署長と協力。「無事に見つかって本当に良かった」と胸をなで下ろした。 署によると、女児が行方不明になったのは15日深夜。横浜市栄区の自宅で就寝していた女児がいなくなったと、16日午前0時10分ごろに家族から署へ通報があった。 羽賀さんのタクシーには当時、通報を受けて署に向かう塩田署長が偶然乗車していた。状況を聞いていた羽賀さんが同市戸塚区内の路上で雨の中、1人で歩いているレインコート姿の女児を発見。「あの女の子ではないですか」と塩田署長に伝えた。 降車した塩田署長が靴などの特徴から行方不明の女児と確認し、羽賀さんのタクシーに一緒に乗車。女児は署に立ち寄った後、家族の元に帰宅したという。 「仕事柄、周囲に注意を払いながら運転してきたことが発見につながった」と羽賀さん。塩田署長は「雨の日は警察犬による追跡も難しい。羽賀さんの判断が女児の早期発見に大きく貢献した」と感謝の意を述べた。
神奈川新聞社