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エイジングされたパラブーツイメージ

他の高級ドレス靴みたいに磨き込んでもピッカピカになるわけじゃないし、凹凸の強いシワも出ます。でもね、パラブーツ履きはそこにこそ逆説的魅力を感じるのです。

派手なエイジングはしませんが、ガシガシ履くほどに愛嬌たっぷりの表情になる、言わばワークブーツのごとき経年変化。

ここでは、そんなパラブーツの虜になったファッション界の重鎮4名と10年以上履いた相棒を紹介します。

 

[10年愛用]
窪 浩志さんのウィリアム グレインエヴェン

窪 浩志さんのウィリアム グレインエヴェン画像

無骨さは増してもエレガントな雰囲気は変わらず

「格式とカジュアル感が同居し、モードからワーク、ミリタリーまで難なく合わせられる魔法の靴。最初は早く柔らかくするためデリケートクリームを使い、足に馴染みだしてからは天然100%のホースオイルで深みあるマットなダークブラウンを出してます。

履くほどに無骨さが増すのにエレガントさを失わず、愛嬌たっぷりになるのがウィリアムのよさですね」

SHOES DATA

■着用頻度/購入当初は冬場のみ週2、現在は通年で2週に一度。

■お手入れ方法/毎回履くごとにクリームを入れる。購入当初はデリケートクリーム、現在は天然成分100%のホースオイルを使用。

 

窪浩志さん写真
ビームス クリエイティブディレクター 
窪 浩志さん

1962年生まれ。大学卒業後、ビームスに入社。ビームス ボーイ初代ディレクターなどを経て、現在は社長室室長も務める。横浜生まれで、生粋の横浜DeNAベイスターズファン。

 

[10年愛用]
栗野宏文さんのシャンボード リス・カフェ

栗野宏文さんのシャンボード リス・カフェ画像

歩き倒してもボロくならず“かわいく”なる

「あえて言えば、パラブーツの魅力はブサイクなところ(笑)。冗談じゃなく、機を追求した飾らない姿形が逆に美しいんです。海外出張でよく履くのはこのシャンボード。一日6時間以上歩き回るのですが、ストレスはほぼ感じません。

結果、全体的にヤレてはきましたが、決してボロくなったとは感じない。新品時よりかわいくなる靴なんてパラブーツくらいです。」

SHOES DATA

■着用頻度/多いときは週に一度程度。海外出張時によく着用。

■お手入れ方法/履いたらブラッシングし、革の傷み具合を見てクリームを塗る。無色のナチュラル系デリケートクリームを使用。

 

栗野宏文さん写真
ユナイテッドアローズ クリエイティブディレクション担当上級顧問
栗野宏文さん

1953年生まれ。スズヤ、ビームスを経て1989年、UA設立に参加。バイイング、PR、クリエイティブディレクションを担う。現在はクリエイティブディレクション担当上級顧問。

 

[11年愛用]
林 芳亨さんのシャンボード ヌバック グリンゴ

林 芳亨さんのシャンボード ヌバック グリンゴ画像

磨き倒したら、コードバンみたいに輝いた

「シャンボードは何しろジーパンに合うのがいい。一番ヘビロテしてるのが、10年ちょっと前に買ったこの一足。見えないかもしれませんが、じつはヌバック素材なんです。

何も気にせずクリームを塗り倒してたら、コードバンみたいに光ってきた。毛足が潰れて、何の革かわからないけどね(笑)。パラブーツの姿形で、この光沢感ってところに愛着が湧くんだよね。」

SHOES DATA

■着用頻度/購入からしばらくは3 日に一度。最近は雨の日にも着用。

■お手入れ方法/履いたらシューキーパーを入れ、ブラッシングの後、クリームを塗る。現在はパラブーツの純正クリームを使用。

 

林芳亨さん写真
ゾルト デザイナー 
林 芳亨さん

1956年生まれ。「ドゥニーム」デザイナーとして国産デニム界を牽引。同社退社後の2010年「リゾルト」設立。デニム作りを始めてから欠かさない週1の工場通いがライフワーク。

 

[20年愛用]
田中利彦さんのミカエルフォック リス・マロン

田中利彦さんのミカエルフォック リス・マロン画像

時を経て廃れないどころか、存在感を増した

「27年前、パリコレで訪れたパリで購入したシャンボードが最初のパラブーツ。以来、50足以上履いてきましたが、アザラシの毛皮を甲に使ったミカエルフォックには“こんな靴あるのか!”と驚きました。

キズやシワ、色ムラができても味になるし、20年経った今も時代遅れにならず、モードでもアウトドアでも着こなしに差が出る。そんな靴ほかにないですよね。」

SHOES DATA

■着用頻度/購入してしばらくは3日に一度。最近は2週に一度。

■お手入れ方法/履いたらシューキーパーを入れ、革が乾いてきたらクリームを塗る。パラブーツ純正ニュートラルクリームを使用。

 

田中利彦さん写真
コレクションブランド シニアマネージャー
田中利彦さん

1961年生まれ。大学卒業後、革新的デザインで知られる国内モードブランド入社。ブランド責任者などを務め、現在は品質管理部部長。同社では過去にパラブーツとの別注も。

 

※このページに掲載されているアイテムは一部仕様変更されている場合があります。


[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

タイアップ

MARUNOUCHI. GENTLEMEN'S DISTRICT

ワンランク上の週末を愉しむ。ハイエンド服の聖地・丸の内を徹底ガイド!

丸の内

丸の内はいつの時代も紳士の品格をリードしてきた街ですが、改めて歩いてみると、装いも暮らしも満たすお店と銘品が、こんなにもあるなんて! その魅力を再発見してみましょう。

MARUNOUCHI GENTLEMEN’S DISTRICT
知ってた? ドレスアップを醸成した街だってことを

丸の内

ジャケット5万9400円、パンツ2万9700円(以上、トゥモローランド) ニットポロシャツ3万3000円(トゥモローランド トリコ) 鞄13万2000円(キャバン バイ パトリシア ウルキオラ<キャバン 丸の内店>)

日本随一のオフィス街として名を馳せる丸の内。それゆえ目の肥えた紳士淑女を納得させる名店が軒並み揃っている。知識豊かなスタッフに相談して装いを見つくろえることも、この街ならではのメリットですよね? 歴史を振り返ってみると、丸の内はまさに日本に、“ドレスアップ”の土壌を育んだ街であることがわかります。

はじまりは19世紀末の都市計画で、三菱社が一帯を取得して街づくりを開始。丸の内の最初のオフィスビル、赤レンガの三菱一号館が建設されると、ロンドンになぞらえた赤レンガ街「一丁倫敦」(いっちょうロンドン)が生まれ、“日本のエグゼクティブ”が集う舞台が整いました。

さらに大正から昭和期には、ニューヨークにならって鉄筋コンクリートのオフィス群が立ち並びます。すると今度は米国新古典主義の香りが漂うことから、「一丁紐育」(いっちょうニューヨーク)と呼ばれるようになったそう。こうして時代の最先端を写し取りながら、丸の内は品格を磨く街として発展していきました。

その後、2000年代の再開発以降は、休日も楽しめるショッピングエリアへと進化。大人の上質なカジュアル服や雑貨、スポーツウェア&ギアまで揃い、オンとオフを横断して楽しめる街として認知されるようになります。

そして丸の内というと、東京駅からすぐの好立地ながら、他の繁華街と違って喧騒が少なく、区画整理が行き届いて、シンプルに歩いていて気持ちがいい。ショッピングも心にゆとりがありながら、品定めができるんですよね。

また丸の内仲通りのカフェでお茶休憩するもよし。買い物帰りには丸ビルのレストラン街でディナーを楽しむのもいい。週末に出かけたらきっと、気分も丸っとリフレッシュできますよ♪

纏えば箔がつくエグゼクティブスタイルは勿論、日常が特別になるカジュアルスタイルも網羅!

ジョンロブ 丸の内店ジョンロブ 丸の内店

ビームス ハウスビームス ハウス

キャバン 丸の内店キャバン 丸の内店

ザ パーリーゲイツ フラッグザ パーリーゲイツ フラッグ

日本の“ハイエンド”を創り上げたのは丸の内だ!
街づくりから考える丸の内改“格”物語

日本のエグゼクティブの発祥の地、現在の丸の内はこうしてできてきた。丸の内を愉しむ違いがわかる大人なら、その歴史や背景も知っておかないとね!

【1890年〜】

丸の内の“品格”の醸成

丸の内の品格の醸成

起源は明治の都市計画にまで遡る。当時は官営地の草原だったが、土地の一括払い下げを三菱が取得。1890年に街づくりが始まり、「丸ノ内建築所」を設けて、第1号館(現在の三菱一号館美術館)が建設された。

“オフィス街”の出現

オフィス街の出現

こちらは当時の第1号館、1階の写真。三菱銀行の営業室が入り、人と資金が行き交う日常が生まれた。そこで求められたのは、働く所作と身だしみのマナー。丸の内流の品格が育まれていくことになった。

“一丁倫敦(ロンドン)”の誕生

一丁倫敦(ロンドン)の誕生提供:三菱地所㈱

第1号館に続いて赤レンガのオフィスが建ち並び、英国・ロンドンのような統一感ある街並みから“一丁倫敦”と呼ばれるように。その景観も働く人の品格と装いの基準を磨くことになる。現在の仲通りにあたる。

【2026年】一流ブランドが群雄割拠
ビームスにパラブーツにブルックス ブラザーズなどなど、ビギンでもお馴染みのブランド、お店がこんなにも! 次のページでは必見アイテムを厳選したので、そちらもチェックしときましょう!

【1】ビームス ハウス【2】Premium Marunouchi 本店【3】ジェイエムウエストン 丸の内【4】ラコタハウス 丸の内店【5】Paraboot 丸の内店【6】CABaN 丸の内店【7】kolor【8】Allbirds 丸の内【9】TRADMAN’S TOKYO【10】THE PEARLY GATES FLAG【11】ビームス ゴルフ 有楽町【12】HOKA Marunouchi【13】ウイルソン 東京丸の内ブランドストア【14】ブルックス ブラザーズ 丸の内店【15】LARDINI丸の内【16】マリネッラ ナポリ 丸の内【17】SLOWEAR VENEZIA【18】トゥミ 丸の内店【19】トゥモローランド 丸の内店【20】OLIVER PEOPLES TOKYO【21】THE NORTH FACE FLIGHT TOKYO【22】ユナイテッドアローズ 丸の内店【23】CARESE【24】ル ドーム エディフィス エ イエナ 丸の内【25】Goldwin Marunouchi【26】ランド オブ トゥモロー 丸の内店【27】パパス・マドモアゼルノンノン【28】ジョンロブ 丸の内店【29】JANTJE_ONTEMBAAR

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