羅姫

日本語インポータント!

日本語インポータント! - 羅姫の小説 - pixiv
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異世界トリップしたら母国語が古代呪文語だった件
日本語インポータント!
お久しぶりです。羅姫です。
またもやシリーズではない物を書いてしまいました。
 
誤字脱字、間違い、質問等ありましたら、コメント欄で教えて下さい。

よくある、「日本語がツイステ世界の古代呪文語だったら〜」という話です。
n番煎じですが、パクリではありません。
※注意※
・監督生に名前有り(デフォルト名)
・ツイステ世界の言語事情を捏造
・本編にない国と言語有り
・本編にない魔法有り
・グー◯ル翻訳使用
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2022年12月7日 22:32

(アレ?)

現在、我らが親分(グリム)と愛すべき馬鹿(マブ)どものおかげで、サバナクロー寮にお邪魔しているユウであるが、置いてもらう条件の一つである『レオナの部屋の掃除』をしている真っ最中だ。

そんな中、何やら分厚い本を見つける。
別に、普通の本ならばこのまま片付けるだけだが、本のタイトル、正確にはタイトルに使われている文字が気になった。

『漢字・・・?』

思わず出た言葉は、ツイステッドワンダーランド(こちら)に来てから滅多に使っていなかった日本語だった。
何故滅多に使っていなかったのかというと、ここナイトレイブンカレッジでは、日本で言う英語、オランダ語、スワヒリ語、ドイツ語、イタリア語、アラビア語、フランス語、ロマンシュ語、ギリシャ語、ルーマニア語、その他諸々が使われていたのである。
と言っても、ユウは中学校卒業レベルの英語しか使えないし、ツイステッドワンダーランドの住人とて全員が他国の言語を話せるわけではない。
ならば、何故皆会話ができているのかというと、魔法のおかげである。

生徒は全員、入学時に迎えに来る『黒き馬車』の中にある『(ゲート)』に入ると同時に、言語翻訳魔法がかかるようになっており、ツイステッドワンダーランド内の言語であれば、どんな言語でも翻訳できるようになっている。

例えば、リドルとケイトは『薔薇の王国』と『輝石の国』の出身だが、意思疎通は問題なくできている。
リドルの言った言葉は、ケイトには『輝石語』に聞こえているし、逆もそうである。
文字も、誰が書いた物でも自分の国の言語で読める。

そう、ツイステッドワンダーランド内の言語(・・・・・・・・・・・・・・・・・)の言語であれば。
つまり、
異世界出身(・・・・・)であるユウが使う言語、『日本語』は、言語翻訳魔法がかからないのだ。本来ならば。
しかし、ツイステッドワンダーランド内には『日本語』とよく似た言語である『
日烏詞(にちうことば)』ー『日烏ノ国』の言語だがーがあったので、コミュニケーションは問題なくできている。

しかし、やはりツイステッドワンダーランドの言語ではないためか、少し問題があった。
何かと言えば・・・

「Hello. How are you?」
「Hallo. Hoe is het met je?」
「Habari. Habari yako?」
「Ciao. Come stai?」
「Hej. Hvordan har du det?」
「مرحبا كيف حالك؟」
「Bonjour. Comment allez-vous?」
「bun di. co vai?」
「Γεια πώς είσαι?」
「Buna ziua. Ce mai faci?」

このように、出身国が違うと、聞こえる言語も違うのである。
いや、意味は通じるのである。耳には違う言語で聞こえてきて、頭の中で翻訳される。文字も同様だ。
つまり、言語翻訳魔法のかかり方が中途半端なのである。
控えめに言って発狂する。
なお、ユウの言った言葉、書いた文字は、意識しないと日本語になるが、意識さえしていればこちらの住人にも伝わる。

閑話休題。

「あれ、監督生くん、そんな所で突っ立ってどうしたんスか?」

背後から足音と共に、スワヒリ語が聞こえてきた。ラギーだ。

「いえ。この本はそこの本棚でいいんですか?」
「あぁ。そこの本棚でいいッスよ」
「はい」

本について聞こうかと思ったが、まぁ別にいいか、と思い、本を棚に戻した。



(あ、)

アズールのオーバーブロットから数日後、ユウは図書館に来ていた。
何故かといえば、元の世界に帰るための情報収集である。
そんな中、見慣れた文字を見つけたので思わず手に取ってしまった。

『・・・“古代呪文語〜召喚術における極東語の有用性について〜”・・・なんだコレ』

思わず日本語で呟いてしまった。
パラパラと読んでみると、なんとびっくり、ほとんど日本語じゃあないか。
しかし、

(全部カタカナじゃん。逆に読みづらいわ)

本当に読み辛い。
まぁ、アルファベットにアラビア文字、キリル文字にギリシャ文字で読むよりはマシだろう、と思い、読み進めてみることにした。

しばらくページをめくっていると、背後からスワヒリ語が艶やかなテノールで聞こえてきた。

「オイ、草食動物。ここはお前が読むような本はねぇぞ」
「レオナ先輩。お疲れ様です」
「話を聞け・・・オイお前その本は、」
「あぁ、この本。古代呪文語の本ですよね。
そういえば得意科目なんでしたっけ?」

レオナはユウの顔を見て、何とも言えない表情を浮かべ、大きな溜息を吐いた。

「お前、それはほとんどが極東の言葉で書いてある本だぞ。一年生、ましてや異世界から来たヤツが読めるわけねぇだろうが」
「・・・『この本は、召喚術においての極東地域で使用される言語(以下:極東語)の有用性、また実際にどのように利用するのかについて記したものである。
そして、この本で使用される文字は極東語の文字である「待て」』なんですか?」

本から顔を上げ、レオナの方に顔を向けると、珍しく目が見開かれており、サマーグリーンの瞳には驚愕の色が浮かんでいた。

「お前は、その言葉が、極東の言葉が、分かるのか」

一言ずつ区切って言うレオナ。

(瞳孔かっぴらいてると余計に猫っぽいな)
「母国語なので」
「・・・そうか」

頭の中で失礼なことを考えつつ、レオナの質問に答えるユウ。
当のレオナは米神に指を当てながら何やら思案している様子。

(もう帰っていいかな)

ユウは今度こそ帰ろうとすると、レオナからまた声がかかった。

「オイ待て。お前、その本は隠して行けよ」
「?分かりました。俺はこれで失礼します」

レオナの言った意味はよく分からなかったが、とりあえず本をリュックに仕舞ってからオンボロ寮に帰った。
レオナの呟きに気付かないままで。

「nitakupeleka kwenye jumba la kifalme.」

日本語インポータント!
お久しぶりです。羅姫です。
またもやシリーズではない物を書いてしまいました。
 
誤字脱字、間違い、質問等ありましたら、コメント欄で教えて下さい。

よくある、「日本語がツイステ世界の古代呪文語だったら〜」という話です。
n番煎じですが、パクリではありません。
※注意※
・監督生に名前有り(デフォルト名)
・ツイステ世界の言語事情を捏造
・本編にない国と言語有り
・本編にない魔法有り
・グー◯ル翻訳使用
続きを読む
2,7943,31668,773
2022年12月7日 22:32
羅姫
コメント
赤
なるほど、おじたん…『宮殿に連れて行くか』じゃないよ!拉致はダメだぞ!(尚スカラビアには目を逸らして)
2025年1月27日
照太@ROM専
照太@ROM専
他の方の最後のセリフ意訳で納得しました 監督生くんの進路が安泰そうでよかったです!(?)
2024年11月14日
莉緒
莉緒
最後の翻訳したら「宮殿まで連れて行ってあげるよ」になりましたスワヒリ語で、
2024年11月11日

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