「共生バンクからは言いづらい」成田市議が代弁していた記録が生々しく 「みんなで大家さん」開発を巡り

2026年3月23日 06時00分 有料会員限定記事
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 成田空港の周辺開発に関する投資商品「みんなで大家さん」(成田商品)を巡り、運営する共生バンク側から地元市議の関連会社に多額の投資資金が流れていた問題。東京新聞が入手した記録には、空港の関係会社や千葉県成田市との打ち合わせに市議が同席し、共生バンク側の代弁者のように振る舞い、事業を後押しするとも取れる発言が残っていた。(井上真典)

◆市や空港の関係会社に働きかけ

 「借地料も弾力的に検討してほしい。共生バンクからは言いづらい」
 入手記録によると、成田市議は2023年3月23日、共生バンクと成田国際空港会社(NAA)との面談に同席し、NAAの役員や担当部長に、このような文言で働きかけていた。
 共生バンクは昨年11月末まで、開発用地の4割をNAAから借りていた。市議は、NAAの役員らにコロナ禍で共生バンク側の経営に影響が出ていることを踏まえ、賃料を下げるように代弁していた。

共生バンクが手掛ける成田の開発事業地。上方は成田空港=千葉県成田市で、本社ヘリ「あさづる」から2025年撮影

 空港周辺の開発予定地内に点在するNAA所有の土地の集約にも、「(共生バンクに)個別に相談に乗ってもらってほしい」と、市議からNAAに協力を求めるような発言があった。

◆「便宜を図ってもらうための存在だった」

 別の記録によると、市議は、成田市の都市部長と共生バンクとの面談にも同席していた。
 共生バンクは2023年10月3日、現行の地区計画のままで土地の用途を大きく変更できないかと市に提案。市議は、慎重な姿勢を示す部長との間を取り持つように、共生バンクに「ここに書かれている計画をど...

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