米国がイラン産原油の購入容認 財務省、ガソリン高受け苦肉の策
【ワシントン=高見浩輔】米財務省は20日、禁止していたイラン産の原油について購入を許可すると発表した。イラン側の収益増につながる可能性もあるが、原油高の抑制を優先する。米国内のレギュラーガソリン価格は心理的な節目である1ガロン(約4リットル)4ドルに近づいており、米政権は危機感を募らせている。
20日時点ですでに船舶に積載されている原油と石油製品が対象で、米財務省によると1億4000万バレル相当...
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(更新)- 今村卓丸紅 執行役員 丸紅経済研究所社長・CSO補佐分析・考察
この苦肉の策をイランは勝利と受け止めるのでは。同国は原油価格の高騰がトランプ政権の最大の弱点であると見抜き、ホルムズ海峡の事実上の封鎖で原油価格を巡る経済戦争に局面を転換させました。その封鎖で高騰した原油価格の引き下げ策がイラン産原油に対する制裁緩和。イランは封鎖の効力に自信を深め米国の脆さを確信、今後は海峡を自ら管理する「関所」として一層活用してくると思います。それに対して米国はイラン船舶の同海峡通過の阻止か同海峡沿岸等への地上軍投入でもしないと局面を転換できないのでは。トランプ氏はどちらも拒み、同海峡の開通なしで攻撃を終了する可能性も大いにあるとは思いますが。
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