7年前、湖西市の中学で起きたいじめ 市や学校の対応は鈍く、被害者は今もトラウマに苦しむ
2026年3月22日 05時10分 (3月22日 05時10分更新)
普段は仲が良い小学5年の男児3人。だがその日は、1人が離れた場所でうつむいていた。福井県で勤務していた3年前、小中学生向けのスポーツクラブでボランティアスタッフをしていたときに見た光景だ。
他の2人は「男児がたたいてくる」「うるさい」などと話した。嫌なことをされたとしても無視するのではなく、気持ちを言葉で伝えてみるよう勧めた。一時的なけんかだったようで、すぐに仲直りしてほっとした。
これは幸い早期解決した事例だが、深刻化するケースもある。私の現在の勤務地・静岡県湖西市では、2019年に中学校で起きたいじめ問題が長期化。学校や市教委の対応が遅れ、被害生徒の保護者が市に不信感を抱き、その後の調査を巡っても両者の対立が続いている。
鈍い対応「納得できず」
当時2年の女子生徒が、同じ部活動の生徒たちに無視されたとして心身の調子を崩し、不登校になった。保護者は学校に相談したが...
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