【お仕事事情】Skebのリクエストが増えた1つの戦略
March 21st, 2026 20:00・All users
兼業イラストレーターの電竜ライです。
今や絵描きにとってなくてはならない存在”Skeb”についての話題です!
Skebのリクエストをもらうために効果のあった1ポイントについても解説します!
✒️Skebって?
イラストの依頼とは少し違い、クライアントがイラストレーターにお布施し、そのお礼として絵を描くという形態です。
なので、基本的にはイラストレーターのファンの方が
『あなたのイラストが欲しい!』
『あなたのイラストを○○さんにプレゼントしたい!』
という需要で発生するイラスト依頼の形態です。
打ち合わせもなければ、リテイクもない、そして、確保すべきクオリティの決まりも特にないため、最も気軽に始められるイラストのお仕事といってもいいでしょう。
少し前には、Skebの機能アピールの是非が話題になっていました。
これは、本来のSkebの指針とは逆に、イラストレーター側からクライアントに『あなたの絵を描きたい』というアピールができる機能なのですが、仕事欲しさに絵描きが無作為にアピールを送るという事態に陥り、本来のあり方が議論になりました。
アピールの機能そのものは、イラストレーターの営業の一環として利用することについてそこまで否定的ではないですが、私は一度もその機能は使ったことはありません。
というのも、基本方針通り『Xなどのイラスト活動を通して純粋に絵を通して知って頼んでくれる』流れこそ大切にするべきだと思っているからで、Skebに限らずイラストレーターとして活動するうえで最も大切な部分だと思います。
✒️Skebのお仕事事情
ではお仕事事情として、アピールに頼らず、実際にどうやってSkebのリクエストにつなげてきたのかお話していこうと思います。
①他のサービスでのファンの方からの依頼
まずは以前紹介した記事🎁【お仕事事情】PBW絵師のすゝめ
でも紹介したPBWのお客様よりご依頼いただいたパターンです。
長年活動しているとどこかでファンになっていただける機会が出てきます。
特にSkebを始めたばかりでリクエストの実績がない時期に、どういった絵を描けるのか把握しているファンの存在は欠かせません!
このパターンで依頼をもらうには、そもそもPBWや他サービスで依頼をもらうにはどうするべきかという話になってきますので、こちらはまたの機会に『一番初めの依頼はどうやってもらうの?』について話そうと思います。
②X(SNS)のイラストを見て依頼
現状このパターンが王道かと思います。
ただ、『Xでイラストは描いてるんだけどなかなか依頼につながらない』
というお悩みを持っている方がほとんどかと思います。
私も実際ずっとそれで悩んでいました。
それを解決したのが『一つのテーマで連作を描く』です。
そもそも、Xのイラストを見てSkeb依頼につながりにくい理由として。
・依頼した結果、どんな絵(テーマや雰囲気)になるか想像がつきにくい
・『あなた』に頼みたいという強い衝動がわかない
・そもそも、画力が足りていなくクオリティを担保できてない
あたりが上がってきます。
そして『一つのテーマで連作を描く』というのは、同じテーマ同じような雰囲気の絵を複数描くことになり、発注者からすると明確にこの連作の”キャラ”が”発注者が依頼するキャラ”に置き換わったものを想像しやすくなります。
しかも、その連作のテーマがほかの人はやっていないようなテーマであれば、それはもう『あなた』に頼まないとその絵は得られないという衝動を引き起こすことができます。
抽象的になってしまったので、実際にSkebリクエストにつながった例を見ていきます。
🌟テーマ『カラフルな水』の連作🌟
こちらは初音ミクの『CMY-K』というイラストコンテスト用のイラストです。
3原色の水を舞わせ鮮やかかつ躍動感を表現するという『テーマ』になります。
ミクだけでなくレンくん等も連作しており、この連作ではキャラが原色に染められる躍動感のあるイラストというのが一貫しています。
そして、この連作をみて、いただいたリクエストに対して描いた一例がこちらです。
今あなたの頭の中で、たとえ他のキャラであってもどういった絵が納品されるかすぐにイメージがわいたかと思います。
かつ、いうまでもなく、『こんな雰囲気の絵が欲しい』と思ってもらえた時に依頼する第一候補は連作で複数描いていてクオリティの保証がある、この絵を描いた本人です。
🌟テーマ『少年×ミルク』の連作🌟
こちらもやっていることは同じですが、一次創作の作品になります。
一次創作ではテーマに加え”ジャンル”を固定する必要があると思います。
二次創作で毎回違う作品を描く人より、同じキャラを描き続けている人のほうがそのキャラを好きな人が集まり注目を集めやすいのと同様に、一次創作では”ジャンル”の固定がその役割を担います。
先ほどのテーマの水の躍動感をミルクの躍動感にまで絞ってより具体的にイメージをわかせ、なおかつ少年の”ジャンル”に固定した連作です。
そしてこちらが連作を見ていただいたリクエストの作品例です。
『あの連作の雰囲気で私を描いてほしい!』というだけで伝わる頼みやすさも依頼につながるポイントです。
③skebの納品イラストを見て依頼
連作で依頼がもらえるようになってくると、そこからはひたすら納得のいくクオリティのイラストを納品し続けましょう!
その作品自体が営業活動、連作を見て描いたイラストもまた連作の1作品、数珠つなぎにリクエストが増えていきます。
④リピーター
そして最も大事なのがリピーターの存在です。頂いたリクエストに対してせいいっぱい応えてイラストを描き続け、期待を上回ることができればリピートしていただける機会が増えます。
実際Skebの一枚の絵から、個人依頼、はたまたファンアートでモデルとして描かせていただいた方本人からの依頼、お友達への紹介につながることも多いです。私の個人依頼のお仕事の大半はこのルートでいただいているお仕事です。
期待に応えるのはとても大変ですが、例えばVtuberのファンアートのリクエストであれば、プロフィールや性格、細かな衣装デザイン資料の確認はもちろん、その方の配信は一通り確認しどういった思いで活動されているか、こういったものが好きそう!といった、『いったんファンになってみる』という描きかたを心がけています。
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