P 「という訳で当日はエントランスで時間を潰してるから」
羽那「あたしは別に気にしないよ?」
P 「俺が気にするんだよ」
羽那「えー。一緒の部屋ならプロデューサーといっぱいお話しできるのに」
P 「あのなぁ…」
千雪「………」
甘奈「………」
甜花「………」(スマホタプタプ
P 「とにかく、一緒の部屋では寝ないからな」
羽那「絶対一緒の方が楽しいと思うんだけどなー」
P 「まあ楽しいとは思うが超えてはならないラインってものがあってな」
羽那「楽しいならいいんじゃない?」
P 「良くないぞ。絶対に」
羽那「むー」
P 「そう頬を膨らますな。何も無くても男女で同じ部屋ってだけで勘ぐられるもんなんだよ」
羽那「勘ぐられる?」
P 「ああ。一緒の部屋で一晩明かすと男女の仲になったとか」
羽那「ふーん」
P 「だから…」
羽那「ならさ、なっちゃう?」
P 「え」
羽那「男女の仲に」
千雪「………」(スッ
甘奈「あ……」
甜花「あっ…」(you lost!
千雪「(ピピー)」
P 「おわ、びっくりした!?」
羽那「わわっ!?」
P 「笛?何故千雪はそんなものを持ってる」
千雪「羽那ちゃん。それはレギュレーション違反よ。はいレッドカード」
羽那「なになに?ありがとー」
P 「もしかしてレフェリーのつもりか?」
千雪「レッドカードだから羽那ちゃんは退場です。はい、帰りの出口はあちらになります」
羽那「そうなの?だって、プロデューサー。続きはプロデューサーの家でお話ししよ」
千雪「ダメです。プロデューサーさんは置いて行ってもらいます」
羽那「えー。じゃあこれはいらないかな。返すね」
千雪「返品不可です」
羽那「じゃあこれプロデューサーにあげる。はい」
P 「どうも」
羽那「じゃあプロデューサーは退場だからプロデューサーのお家にいこ?」
千雪「レッドカードは回収します」
羽那「そうなの?じゃあプロデューサーの家にいこっか?」
千雪「この娘、無敵なの?」
P 「兎にも角にも俺は仕事終わって無いから帰れないぞ」
千雪「とりあえずいい?羽那ちゃん」
羽那「なに?」
千雪「男女で一つ屋根の下で一夜を明かすのは良くないと思うの」
羽那「プロデューサーもそう思う?」
P 「思う」
羽那「そっかー。あ、そっか、プロデューサーの彼女さんに悪いもんね」
千雪「!?!?」
甘奈「………」(ガタガタガタガタ
P 「え、いや。彼女はいないが…」
千雪「ほ……」
甘奈「………」(ニッコリ
羽那「って事は今プロデューサーはフリーってこと?」
P 「まあ、そうなるが…」
羽那「ふーん…」
P 「どうした?」
羽那「なら、あたしが狙っちゃおうかなー。プロデューサーの隣」
P 「え」
千雪「は?」
甘奈「あ?」
羽那「だからさ、一緒の部屋にいたいなー」
甘奈「………」(スッ
千雪「………」(イラ
甜花「な、なーちゃん!」(スマホ指差し
甘奈「甜花ちゃんちょっと待っててね」
甜花「こいつ、今、煽った…!」
甘奈「そっか。でも今甘奈も煽られてるから待っててね」
羽那「………?」
甜花「えと、鈴木さんに…?」
甘奈「そう」
羽那「え?あたし?なにかしたかなー」
甘奈「ダメだよ羽那ちゃん。そんなナチュラルにプロデューサーさんの側によって彼女になりたい宣言は国際法に反してるよ。しかもプロデューサーさんの肘に胸押し付けてるし!押し付けてるし!」
羽那「え?あー、ふふ。ねえプロデューサー。どう?」
P 「ノーコメントで」
羽那「えー」
甘奈「訴訟!訴訟!」(机バンバン
千雪「受理します。判決、有罪」(ガベルガンガン
P 「スピード感」
甘奈「とにかく羽那ちゃんはしばらくプロデューサーさんに近づくの禁止!」
羽那「それは嫌」
甘奈「でもでもアイドルがそんな思わせぶりに男の人にくっつくなんて…!」
羽那「んー。思わせぶりじゃなくてちゃんと好きだよ?」
甘奈「死」(ビタン
千雪「甘奈ちゃん!」
羽那「これあたしのせい?」
P 「まあ、間接的には」
甜花「そういえばプロデューサーさん…」
P 「ん、どうした?」
甜花「鈴木さんと一緒に泊まるの…?」
P 「まあ、俺も先方との打ち合わせの予定があるからな」
甜花「そっか…」
P 「まあ、夜はエントランスで過ごす予定だけど」
羽那「えー。一緒に朝までおしゃべりしようよー」
P 「睡眠不足は仕事に響くから寝なさい」
甜花「じゃあ、プロデューサーさんがお仕事から帰ってきたら…」
甜花「またお泊りに行ってもいい?」
千雪「………ん?」
甘奈「………え?」
羽那「いいなー」
P 「………」
みずどりさんの書く、最後に甜花ちゃんが勝つやつが凄い好きです