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凛世「朝帰りんぜ」/Novel by みずどり

凛世「朝帰りんぜ」

6,439 character(s)12 mins

台本形式です

凛世ちゃんのクラスメイトの女の子になってめちゃくちゃ可愛がりたい。だけど体育の時間とかに普通に凛世ちゃんよりも体力無くて息を切らしながら自然に抱き着いてもたれ掛かって『仕方…、ありませんね…』とか言われながら膝枕をしてもらいたい。

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樹里 「なあ、チョコ」

智代子「なあに、樹里ちゃん」

樹里 「凛世のやつ。昨日と同じ服だよな」

智代子「そうだね」

樹里 「そんでもって今日、プロデューサーと一緒に事務所に来たよな」

智代子「そうだね」

樹里 「なあ、チョコ」

智代子「なあに、樹里ちゃん」

樹里 「……そういう事だと思うか?」

智代子「………」

樹里 「せめてなんか言えって」

智代子「凛世ちゃん。今日ちょっとツヤツヤしてたんだよね」

樹里 「………」

智代子「せめてなんか言ってよ、樹里ちゃん」

樹里 「いや。なんも言えねーだろ」

智代子「気持ちは解るけど」

樹里 「だってこれ決まりだ…」


夏葉 「まだ何も決まった訳じゃないわ!!」(ドドーン


智代子「わあっ!夏葉ちゃん!?」

樹里 「夏葉!?」

夏葉 「確定した訳でもないのにそうと決めつけるのは早計じゃないかしら!!」

智代子「いやまだギリギリ決めつけては…」

樹里 「それよか夏葉。声のボリューム下げろって…」

夏葉 「早計じゃないかしら!!」

樹里 「聞いちゃいない…」

智代子「なんで二回言ったの?」

樹里 「大事な事だったんだろ」

夏葉 「確かに今日の凛世はプロデューサーと同じ車に乗って来たわ!」


千雪 「………」

恋鐘 「………」

円香 「………」

冬優子「………」


夏葉 「それに着ている洋服だって昨日と全く同じだったわ!!」


千雪 「……!」

恋鐘 「……!」

円香 「……!」

冬優子「……!」


夏葉 「……。それに、凛世の髪からプロデューサーと同じ匂いがしたわ」


千雪 「…!?」

恋鐘 「…!?」

円香 「…!?」

冬優子「…!?」


智代子「それは初情報だよ!?」

樹里 「それになんで夏葉がプロデューサーの髪の匂いを知ってんだよ…」

智代子「それはまあ、ほら…」

樹里 「…そうだな。夏葉だもんな」

智代子「うん」

樹里 「それよかこれ。確定じゃねーか?」

智代子「って事はそういう事しちゃったのかな…?」

樹里 「あー…。まあ凛世もプロデューサーに結構好意的だったしな…。同意の上ってやつかも…」

夏葉 「だからまだ確定した訳ではないわよ!!」

樹里 「だってこれ、朝チュンからの同伴出勤ってやつだろ」

智代子「そうだよね」

夏葉 「っく…」

果穂 「朝チュンってなんですか?」

樹里 「あー。しまった」

智代子「あわわわ。か、果穂ちゃん…」

樹里 「………。それはな、果穂。チョコが詳しく教えてくれるらしい」

智代子「樹里ちゃん!?」

果穂 「ちょこ先輩!教えてください!」

樹里 「頼んだぞ。チョコ」

夏葉 「とにかく。凛世に真実を聞くまではまだ何も解らないわ!!」


***


凛世 「おはよう…、ございま…」

夏葉 「待っていたわ!」

凛世 「びっくりんぜで…、ございます」

樹里 「悪い、凛世。夏葉のやつ、朝からこの調子でな」

凛世 「……?いつもと同じような気がしますが…」

樹里 「まあそうなんだけどな」

凛世 「………?」

智代子「ねえ樹里ちゃん!お願い、助けて!」

果穂 「ちょこ先輩!どうして朝まで男の人と女の人が一緒にいるとダメなんですか!?」

智代子「えっとね…。えっと…」

樹里 「………」

智代子「樹里ちゃん!」

樹里 「頑張れチョコ」

智代子「樹里ちゃあん!?」

凛世 「智代子さんと果穂さんはどうされたのでしょうか…?」

樹里 「気にすんな、凛世」

凛世 「ところで夏葉さんの方は…?」

樹里 「それなんだけどな…」

夏葉 「それについては私から話すわ!」

凛世 「お話…、でしょうか…?」

夏葉 「お話というより質問ね。早速だけど…、昨夜凛世は何処にいたのかしら?」

凛世 「昨夜は遅くまでレッスン室におりました…」

夏葉 「その後は?」

凛世 「帰りました」

夏葉 「誰の家に?」

凛世 「………。プロデューサーさまの…、家に…、です…」

樹里 「おー」

夏葉 「くう…!」

樹里 「どんまい。夏葉」


千雪 「だけどどうして凛世ちゃんはプロデューサーのお宅に行くことになったの?」

樹里 「うお、千雪さんか!?どうしたんだ急に?」

凛世 「千雪…、さん…?」

千雪 「突然ごめんなさい。でもちょっと気になってしまって…」

樹里 「まあ確かに気になるよな」

千雪 「それで、どうしてなのかな」

凛世 「それは…。プロデューサーさまが私を頼ってくださったからです…」///

千雪 「頼った…?何を…?」

凛世 「いろいろと溜まっているから助けて欲しい、と…」

千雪 「溜まってる!?何が?仕事、仕事よね!?」

樹里 「千雪さん、ちょっと落ち着けって」

千雪 「おおお落ち着けるわけ…。ねえ、凛世ちゃん!?凛世ちゃんはそれで何をしたの!?」

凛世 「凛世は『プロデューサーさまの為であればどんな事でも致します』と言い…」

千雪 「待って、凛世ちゃん。どんな事でもって…」

凛世 「『嫌なら嫌と言ってくれ』と言ったプロデューサーさまは…」

樹里 「ストップ凛世」

凛世 「樹里さん…?」

樹里 「千雪さんをよく見ろ」

ちゆき「そんなはずは無いちゆ…。これは夢ちゆ…」

凛世 「これは…」

樹里 「もうやめてさしあげろ…」

凛世 「かしこまりました…」


恋鐘 「そうはいかないとよ!」

樹里 「うお。今度は恋鐘か…」

凛世 「恋鐘さん…?」

恋鐘 「プロデューサーといえども流石に手は出さないはずったい!」

凛世 「先程の話の続きでございますか…?」

恋鐘 「そうとよ。きっとプロデューサーはそれでも何もせずに立ち去ったはずばい」

樹里 「おい、恋鐘。やめとけって…」

凛世 「いえ…。全身ベトベトにされてしまいましたが…」

恋鐘 「え?」

樹里 「は?」

凛世 「ですから…、全身ベトベトに…」

恋鐘 「ベトベト…?何があったと…?」

凛世 「それは…」

樹里 「それは…?」

凛世 「こう…、突然ガバッと…、覆いかぶさられてしまいまして…」

恋鐘 「………」

凛世 「少し…、恥ずかしかったのではありますが…」///

恋鐘 「嘘ばい…」

樹里 「あんにゃろ…」

凛世 「ちょっと癖になる匂いでした…」

樹里 「おい。そんな感想はいらねえって…」///

恋鐘 「そそそそそんな事あるはずなか。何かの間違いばい!」

凛世 「恋鐘さん…?」

恋鐘 「りりり凛世!おお、覚えていると!」

樹里 「あ。どっかに走って行った」

凛世 「なんだったのでしょうか…?」


円香 「はあ…、本当に解ってないの?」

樹里 「あれ、円香。どうしたんだ?」

凛世 「今度は…、円香さんでございますか…」

円香 「凛世さんもあの人に嫌なら嫌って言った方が良いと思いますよ」

凛世 「いえ…。凛世は別に嫌ではありませんが…」

円香 「………。そう」

凛世 「はい…」

円香 「だけどきっと、あのミスタード変態は誰でも良かったんだと思いますよ」

凛世 「いえ。プロデューサーさまは『相手が凛世で良かったよ』と言ってくださいました」

円香 「……!……、そう」

樹里 「おお…。プロデューサーもやるな…」

凛世 「ふふ。そうでございますね…」

円香 「無理矢理嫌な事をさせられたのにどうして笑っているんですか?」

凛世 「無理矢理…、ですか…?」

円香 「急に覆いかぶさってきたんでしょう?」

凛世 「確かに急ではありますが…。凛世は『いつでも準備は出来ている』と申し上げておりましたので…」

樹里 「うわあ…。凛世もやるな」

凛世 「それにプロデューサーさまにされて嫌な事など何もありません…」

円香 「…あっそ。付き合ってらんない」

凛世 「円香…、さん…?」

円香 「勝手にすれば」

凛世 「………?」

樹里 「行っちまったな」

凛世 「はい…」


冬優子「凛世ちゃん。私も一個質問いいかな?」

樹里 「今度は冬優子か」

凛世 「はい…。なんでしょうか…?」

冬優子「凛世ちゃんは…、プロデューサーさんのお家で何をヤッていたのかな?」

凛世 「これといって特には…」

冬優子「そうなの?」

凛世 「お風呂に入りまして…、寝たくらいです…」

樹里 「充分だと思うが」

冬優子「やっぱ寝てるじゃないの」

凛世 「まあ…、それは…」

冬優子「そうね、それはいいわ。そうだろうと思ったから。あともう一個だけ質問いい?」

凛世 「なんなりと…」

冬優子「どうして今朝、社長のところに行ったのかしら?」

樹里 「おい、冬優子。なんか雰囲気変わってねーか?」

凛世 「それは…。やってしまったので…」

冬優子「やっぱヤッたのは認めるのね」

樹里 「んな…!」///

凛世 「はい…。なので社長にはちゃんと報告を行おうと…」

樹里 「まじか…」

冬優子「そう。認めてもらえたの?」

凛世 「許しは…、頂けました」

冬優子「ふーん。じゃあふゆからもオメデトウって言っておくわ」

凛世 「ありがとうございます…」

冬優子「だけど絶対に認めはしないわ」

樹里 「冬優子…?」

冬優子「絶対にね。最後に勝つのはふゆよ」

凛世 「そう…、なのですか?」


凛世 「ところで…、冬優子さんは何に勝利するのでしょうか…?」

樹里 「はあ?そりゃあ凛世からプロデューサーを略奪宣言だろ!?」

凛世 「!?!?」

樹里 「もしかして解ってなかったのか!?」


Comments

  • Eklundh

    上手くオチたと思ったら、普通にはオチない手腕。良かったです。

    September 12, 2022
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