俺は『超かぐや姫!』を見るべきではなかった

『超かぐや姫!』を4回見た。なので、雑感を書く。いや、愚痴を書きます。改行したりだとか、人に読んで貰えるように体裁を整えたりだとかそういうことをする気力はないし、作品考察とかは一切ないです。ただ、「合わなかった」ということをグダグダ書くだけの愚痴のテキストになります。一気に書くので推敲もゼロです。とにかく感情だけ書き散らかそうと思います。あの、あるじゃないですか『超かぐや姫!』っていう映画が。
存在自体は公開前後から知ってたんすよ。駅広告とかで見てたし。なんかこう、ボカロ曲が使われているだとか、バンプオブチキンの曲が使われてる、とかそんなんは薄らぼんやりと知っていたんですよね。
で、まぁ、見ないだろうなあって思ってたんですね。何故かって、「絶対合わなそうだから」っていうのが分かっていたからです。
俺ももう43年生きている訳ですから、自分に合いそうなものとそうじゃなさそうなものくらいの区別はつくわけじゃないですか。
で、そのなんとなくの勘って殆ど外れることはないわけです。
X上でブームになっているのを見た時に、その嫌な予感は殆ど確信に変わっていました。これは、俺が近づいたり言及しないほうが良いやつだなって。
ジジイになって、わざわざ合わないものを当たり屋的に見に行って、わざわざ文句をつけてインターネットに憎悪を振りまく。そんな無粋な事をする必要があるのか? つったらそんな必要は全くないじゃないですか。大体もうアニメをはじめとしてフィクションなんて見てないわけですよ。普段からアニメを見て言及してるならともかく、流行っているものにわざわざ乗っかって、いっちょかみして、何かしらの意見を表明して、傷ついたふりをしてそれを振りまくのって最悪なオタク仕草だから辞めた方がいいよ…という話です。中年のかまってちゃんが過ぎるといえばその通りで、俺が来年『超かぐや姫!』の話を今と同じ熱量でしている可能性は絶無に近い。たかだか消費者なのだから、余計なことを言わないほうが自分の為でもあります。
そんなこたあ、わかってます。でも、見てしまったんですよ。
それも、4回も。
ちなみに今このNOTEを書きながらネットフリックスで流しているので5週目をしています。今、だいぶ具合が悪いです。
で、感想なのですが、とにかく全てが合わなかった。これに尽きます。
俺は作品の好き嫌いを語るときに「浅い」とか「深い」とか「人間が描かれている・いない」とか「リアリティ」とか「感情移入できる・できない」って言葉は殆ど信用していません。なので、その手の批判はない。Xでは「17歳~22歳くらいまでを対象にした映画だからおぢはお呼びじゃない」みたいな事を言ってるレジェンドVもいましたが、これも殆ど賛成が出来ない。だって、劇中で使われているボカロ曲の殆どが42歳の俺が20代中盤くらいの時の曲ですし、さすがに受け入れられる受け入れられないを世代で分けるのは無理じゃねえ? ってなってます。むしろ、俺は今自分が17歳でこの映画を見てたらって考えるとただただ恐怖で体が震えてしまうんですよね。42歳だから耐えられるけど、17歳だったら確実に数日は寝込んでるじゃないでしょうか。で、まあこの映画でなにが自分に合わないか…という事なんですが、これはもう「推し文化」や「配信文化」の扱い方や視座が俺にとっては受け入れがたいから、というのが大きいのだと思います。政治まで推し活化した2026年現在は知的エリートだろうがアスリートだろうが推しの1人や2人いたりしますし、そのこと自体はまぁ不思議ではありません。だけど、推しを持つことそのものは別に尊いことでもなんでもなく、ただの趣味の一つに過ぎないわけです。俺が『超かぐや姫!』が決定的に自分に合わないなあってなるのは、メインキャラクタが推しを持つことはただただ肯定的に描写される癖に、作中における消費者の存在があまりにも簡単に排除されているところです。
象徴的なシーンがあります。
主人公の2人が配信活動を行う中で、オタクから延々と投げ銭で求愛をされるシーンがあります。それが赤スパ(作中ではふじゅーという仮想通貨ですが)だろうが何だろうが、彼女たちが表明するのはまず違和や戸惑い、さらに強い言葉を使えば不快感なわけです。実際、コメントを削除したりする描写が入ってます。俺自身かなり距離の近いVを推している身なのですが、推しに同じように扱われたら…と考えるとかなり嫌な気持ちになるのが本音です。端的に言いますが、『超かぐや姫!』の世界に俺は必要ではないのです。「ペンライトの一つ一つに一人一人の生活がある」と言う言葉がありますが、俺には多分ペンライトを振る権利すらない。『超かぐや姫!』を見るたびに、我が身が情けなく、悔しく、具合が悪くなっていきます。
俺にはかぐやを推すことは「許可」されていない、という感覚は、多分中々忘れられないのだと思います。
と、まぁこんな感じで、俺は自分が「ぶつかりおじさん」になったかのような感覚にこの1週間襲われていました。見なければこんな思いをすることもなかったので、見たことを割合後悔しているな、というのが本音です。
あと、明確な批判をひとつだけ。
『超かぐや姫!』の楽曲が殆どEDMっぽいアレンジになってるのはあれは俺はすげえダサいな、と思ってます。曲はほとんど好みじゃなかったし、よいと感じることは一切なかったです。
総じて、見るべきではなかったというのが結論ですね。
全部俺が悪い。このNOTE書き終わるまでに5回見たけど、反省しています。

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