宇部西高に閉校記念石碑【宇部】
今年度で108年の歴史に幕を下ろす宇部西高(藤村敦史校長)で13日、閉校を記念する石碑の除幕式が行われた。同校の教職員、同窓会(福場達朗会長)の関係者ら20人が出席し、閉校を惜しみながら、学校の歴史に思いをはせた。
創立100周年記念の沿革碑と並んで前庭に立てられた四国青石の碑は、高さ1・8㍍、幅1・2㍍。黒御影石の銘板には、かつて同校に勤務していた書家の八谷勝生さん(現山口松風館高教諭)が揮毫(きごう)した「閉校記念碑」の文字が刻まれている。
同窓会を中心に1年ほど前から建立の計画が持ち上がり、同会の積立金を取り崩して費用に充てた。背後には、同校の生徒たちが育ててきた高さ8㍍のイロハモミジが植えられている。
藤村校長と共に除幕した福場会長は「跡地がどうなるか分からないが、学校が無くなって寂しい思いをしている卒業生には母校をしのぶ場所が必要と考え、西高の歴史を後世に残すためにも建立を決めた」と話した。
同校は1918年に宇部村立宇部実業補習学校として創立。その後、市制移行や学制改革などでたびたび校名が変わり、1980年3月に9回目の校名変更で県立宇部農芸高から宇部西高となった。
跡地の利活用法は未定で、篠﨑圭二市長は6日の市議会3月定例会一般質問で「県と共に調査、検討を進め、メンテナンスコストなどの財政負担も踏まえて考えていきたい」と答弁した。