こいつはふゆの事が好きなのよ! VS 私だけはこの人のことを理解している
今年最後の作品になります。(滑り込みセーフ)
冬優子と円香の会話でバチバチしてるのが見えた(幻覚)ので書きました。
もっと冬優子VS円香増えてくれねぇかなぁ。
2021/01/03 追記
2021/01/01のデイリーランキング1位いただきました!見てくれてありがとナス!
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カタカタカタ…………。
P「ふぅ……そろそろ休憩入れるか……」
円香「……………………」スッ
P「……ん?」
円香「……コーヒー淹れたので、良かったら」
P「……あぁ!ありがとう、嬉しいよ」
円香「……大袈裟すぎ、私のついでですから」
冬優子(………………………………へぇ)
P「…………あー、やっぱり円香の入れてくれるコーヒーは美味いなぁ……」ズズ……
円香「…………はいはい」
冬優子「…………プロデューサーさん♡」
P「……ん、どうかしたのか?」
冬優子「これ、スコーン焼いてきたので良かったら食べてくださいね♡」
P「お、ちょうどお茶請けが欲しかったところだったんだ、ありがとな」
冬優子「ふふふっ、どういたしまして♡よーく味わって食べてくださいね♡」
円香(………………………)
P「……あっ、最初に作ってきてくれたやつより甘さ控えめになってるな。もしかして俺の好み覚えててくれたのか?」
冬優子「えへへ……ふゆ頑張っちゃいました」
P「ありがとう……すごく美味いよ」
冬優子「…………ちょっと」ヒソヒソ
P「……ん、なんだ?」
冬優子「ふゆがいるのに他の女にデレデレしてるんじゃないわよ……」ヒソヒソ
P「……で、デレデレなんてしてないだろ!」
冬優子「……ふんっ」
P「なんなんだ全く……」
円香「……………………これ、渡すの忘れてました」ソッ…
P「え……これクッキーか?」
円香「今日の調理実習で作った残りです、要らなかったら捨ててもらって構わないので」
P「いやいやそんなことしないよ!……おぉ!すごく美味しそうだな!」
円香「ふふ…………また大袈裟。誰が作ってもそんなものでしょ?」
P「そうか?結構綺麗に焼けてるじゃないか」
冬優子「………………………………はぁ?」
円香「冬優子さん、どうかしましたか?」
冬優子「ううん!なんでもないの、ふふふっ」
円香「そうですか」
冬優子(あ、危なかった………………)
円香「……ちょっといいですか?」
P「ん、どうかしたのか?」
円香「マッサージ、してあげようと思って」
P「え?またやってくれるのか?」
冬優子「…………………………また?」イラッ
P「あぁ、この前円香が手のひらのマッサージしてくれたんだよ、これが結構上手でな……これの後の作業がめちゃくちゃ捗るんだ」
冬優子「…………ふーん、そうなんですねぇ…」
円香「おしゃべりはそれくらいにして…………じゃあ始めますよ」
P「あぁ、よろしく」
円香「………………」モミモミ……
P「っ……あぁ……」
冬優子「………………」イライラ……
円香「……力加減、どうですか?」グイグイ
P「あ、あぁ……っ、これくらいがちょうどいいかも……っ!あぁ……っ!!」
円香「…………すごく情けない声、歳下の小娘の付け焼き刃みたいなマッサージでそんなに感じるんですか……?」
P「……っ!付け焼き刃なんて……そんな、卑下することないよ……すごくいい……」
円香「……そうですか」モミモミ
冬優子「…………………………!!」イライライライラ
円香「………………」ギュッ
P「……!?ま、円香……?」
冬優子(はぁ……!?なにいきなり恋人繋ぎなんかしてんのよ!)
円香「ふふ……こんなので顔赤くしてるんですか?体も心も敏感なんですね……♡」ギュ〜♡
P「う、ぐぅ…………」
冬優子「〜〜〜〜〜っ!!」ガタッ!
円香「……!」ビクッ
P「……!?ふ、冬優子……どうしたんだ?」
冬優子「ぷ、プロデューサー……ふゆもマッサージしてあげます……」
P「いや、そんな……いいのか?」
冬優子「まかせてください!パパもママも上手って褒めてくれるんですから!」
円香「………………………………チッ」
P「それじゃあ……どこを――」
冬優子「肩!肩をマッサージさせてもらいますね♡」
P「あ、あぁ……頼むよ」
冬優子「……それじゃあいきますね♡」モミモミ
P「あぁ〜〜〜…………」ビクッ
冬優子「かった……頑張ってるんですね」モミモミ
P「いやぁ……皆に比べたらそんなことないよ……」
冬優子「……こらっ、自分も頑張ってるのにそんなこと言わないでください」モミモミ
P「……っ!あ、あぁ……そうだな、ありがとう」
冬優子「………………」モミモミ
P「あぁ……冬優子、最高だよ……」
冬優子「本当ですか?嬉しいです♡」モミモミ
P「今までしてもらった肩もみのなかで1番だ……まるで天国にいるみたいだよ……」
冬優子「………………♡」モミモミ
P「……あぁ……なんかこのまま寝ちゃいそうだ……」
冬優子「………………えい♡」ムニュ……
円香「……はぁ!?」
P「……!?ふ、ふ、冬優子……?なんで……?え?」
冬優子「ハグにはストレスを軽減させる効果があるんですよ……♡ふゆ、プロデューサーさんの体だけじゃなくて心も癒してあげたいんです……♡」
P「で、でも……その……」
冬優子「でも……なんですか?」ムニュムニュ
P「む、胸が……」
冬優子「え〜?なんですかぁ〜?♡」ムニュウウ♡
P「………………っ!!!」
円香「……………………っ!」ギリギリ……
P「……っ!いでで……円香、ちょっと力強いかな……!」
円香「…………失礼しました、これくらいでどうです?」モミモミ……
P「あぁ……それくらいが1番いい……」
冬優子「……………………」ムニュウウ♡
P「……っ!ふ、冬優子……あの、さ……」
冬優子「……ふふっ♡どうかしたんですか?」ムニュムニュ♡
P「い、いやぁ……はは、別になんでも……」
円香「………………このっ」ギリギリ……
冬優子「………………っ!」ムギュウウウ
P「いてっ!円香力強すぎ……!あ、あと冬優子!首!首しまってる……!!」
円香「……あの、冬優子さん、マッサージの邪魔になるので少し離れて貰えませんか?」バチバチ……
冬優子「え……?さっきからふゆの邪魔してるのは円香ちゃんだよね……?」バチバチ……
P「お、おい2人とも、喧嘩しないでくれよ……」
冬優子「…………だって?円香ちゃん、プロデューサーさんが困ってるでしょ?離れてあげて?」バチバチ……
円香「客観的に見ても困らせているのは冬優子さんの方では?ジョークがお上手なんですね」バチバチ……
冬優子「なんですって…………?」ビキッ……
P「こら2人とも!いい加減に――」
円香「…………そもそも誰のせいでこんな状況になってるお思いなんですか?」
P「え……?」
冬優子「プロデューサーさんは……ふゆのこと嫌いですか……?」
P「ま、まさか!そんなことあるわけないだろ!」
冬優子「じゃあ、好きなんですね?」
P「え……そ、そうなるかな……うん」
冬優子「は?」
P「……え?」
冬優子「好きなんですよね?」
P「いや、だからそうだって……」
冬優子「…………………………」ジロリ
P「す、好きです……」
冬優子「…………!!ふふふっ、プロデューサーさん、やっぱりふゆの事大好きなんですね……♡ふふふふっ……♡」
P「……お、おい!からかうんじゃない!」
円香「……はぁ?自分の担当アイドルに何言ってるのか理解してるんですか?」
P「ま、円香……そんなに凄まないでくれよ」
円香「それに冬優子さん、彼の意志と関係なく好き……と無理矢理言わせてもそれは意味が無いんじゃないですか?」
冬優子「え〜?そんなことないよ?ね?プロデューサーさん?」
P「……そうだな、うん」
円香「…………この際だからハッキリ言っておきます、冬優子さん……この人はあなたが思っているような人間ではありません」
冬優子「…………は?それ、どういうことよ」
P「冬優子……口調が」
冬優子「……あっ」
円香「いいですよ別に……最初から薄々感づいてましたから。別に他言するつもりもありませんよ」
冬優子「…………はぁ」
P「……円香、ありがとう」
円香「別に……あなたにお礼を言われる筋合いもありませんから」
冬優子「……それで、勿体ぶって何を言うつもり?言っとくけどこいつをバカにしたりなんかしたらアンタを…………」
円香「彼は…………スーツを脱げばそんなに出来た人間じゃ無いんですよ」
冬優子「は……」
冬優子「は、はぁぁぁああ!!!?」
P「いや円香!俺別にアレはそういう意味で言ったんじゃないから!!」
冬優子「あんた、どういうことなのよ……!!ふゆ以外の女に……ましてや未成年じゃない!!どういうつもりよ!!」
P「誤解だ!決して冬優子が思っているような事は……」
円香「冬優子さん、本当の意味でこの人の事を理解しているのは……私だけなんですよ」
P「いや、言い方ァ!!」
冬優子「そんなのハッタリよ……!こいつがそんなゲスなことするわけないでしょ!!」
P「冬優子……信じてくれるのか……!!」ジーン
冬優子「大体こいつはね!ふゆの事が好きで好きでしょーがないのよ!!」
P「あれ?冬優子さん?」
円香「何の根拠があってそんな妄想を……」
冬優子「そんなの簡単なことよ……」
P「冬優子……?あんまり変な事言うなよ?」
冬優子「こいつはね……ふゆと一夜を共にしたことがあるのよ!!」
円香「」シロメ
P「冬優子の部屋で一緒に寝たわけじゃなくて客間に泊まっただけだから!!帰りの電車無くなって車で送った時に冬優子の両親に勧められただけだからな!!」
円香「…………ハッ、そんなことだと思いましたよ」
冬優子「両親もプロデューサーならいつでも歓迎だって言ってましたよ♡」
P「そ、そうか……それなら、また近いうちにお仕事の報告に行かせてもらうよ」
円香「仕事の報告くらい私の家にも来ますよ、それくらいの事でいい気にならないで……というか誰の家でも報告は行くでしょ?」
冬優子「負け惜しみ?夜遅くに県外までわざわざ車で送り届けてしかもふゆの両親とも仲がいい…………悪いけどふゆの勝ちよ」
円香「………………はぁ?私は彼に」
P「なぁ2人とも、そろそろ俺の休憩終わりなんだけど……」