路肩は草ボーボー。危険だけれど予算が足りない…人件費高騰、やりくり限界――鹿児島市が草刈りボランティア募集、町内会や企業に報奨金
鹿児島市は2026年度、草刈りボランティアサポート事業を始める。市道の美化作業に自主的に取り組む町内会や企業、団体などに報償金を支払い、活動を促す狙い。新年度予算案に事業費500万円を盛り込んだ。 「警察沙汰になりたいんですか?」「呼べるもんなら呼んでみよ」…市役所窓口で何が?
市道路維持課によると、16年度と25年度の比較で、草刈りに要する予算は4億円台で大きな変化はない一方で、草刈り面積は約197万平方メートルから約90万平方メートルに減少している。人件費や資材費の高騰で施工単価が上がり、路肩の刈り幅を狭めるなどやりくりしているのが実態だ。 一方、自主的に作業している町内会なども一定数あることから、市の支援で後押しを図る。報償金は、刈り幅0.5メートル以上で1メートル当たり20円とし上限5万円。飛び石対策や安全配慮などを指導するほか、刈り取った草の回収や損害保険への加入も市が担う。 サポート事業により約6万2500平方メートルの草刈りが可能で、業務委託する場合との比較で約1750万円のコスト削減を見込む。
南日本新聞 | 鹿児島