「他者からの愛情を強く欲している里子」13歳女子中学生を狙った44歳男 裁判所が指摘「恋愛名目で性的欲求を満たす犯行」の全容【判決詳報・後編】
雇用先の夫婦が不遇な身の上を案じて里子として迎え入れた13歳の女子中学生が16歳未満であり、かつ自分が5歳以上年上であることを知りながら女子中学生と性交をともなう交際を続けていた会社員・飯干新吾被告(44)の裁判。 【写真で見る】13歳女子中学生に性的暴行 44歳男に判決を言い渡した福岡地裁小倉支部 判決で福岡地裁小倉支部は「年少者であり、かつ他者からの愛情を特に強く欲していると容易に推察される里子という立場にある女子中学生の判断の未熟さを考慮することなく、およそ対等ではあり得ない女子中学生との恋愛の名目で性的欲求を満たした」などと厳しく指摘した。 ※この裁判は前・後編で掲載しています。 【前編から読む】 ■裁判所「他者からの愛情を特に強く欲している里子」「恋愛名目で性的欲求を満たす犯行」 3月12日の判決で福岡地裁小倉支部(武林仁美裁判長)は次のように飯干被告の行為を厳しく非難した。 「飯干被告は、女子中学生と知り合った好意を抱くと、その年齢や身の上を知ったうえで女子中学生に交際を申し込み、以降は、自身と女子中学生との交際が里親に知れれば女子中学生と里親との関係に問題が生じることも承知しながら、女子中学生と性交をともなう交際を継続し、本件犯行に至った」 「年少者であり、かつ他者からの愛情を特に強く欲していると容易に推察される里子という立場にある女子中学生の判断の未熟さを考慮することなく、およそ対等ではあり得ない女子中学生との恋愛の名目で性的欲求を満たす犯行である」 ■裁判所「女子中学生の身体に対する気遣いよりも自らの快楽を優先」「健全な成長に悪影響」 判決では飯干被告が性行為の際に常々避妊具を使用していなかったことについても言及された。 福岡地裁小倉支部は、本件犯行時の性交について 「女子中学生が生理中であるのに性交に及んだばかりか、妊娠の可能性が低いなどと考えて膣内で射精しており、行為の態様も年少の女子中学生の身体に対する気遣いよりも自らの快楽を優先する自分本位なもの」 と厳しく指摘したうえで、 女子中学生に与えた影響について 「本件犯行が女子中学生の今後の対人関係を含む健全な成長に悪影響を及ぼすことが強く懸念され、現に女子中学生は里親の下で落ち着いた生活を送ることができなくなっている」 と言及した。
【関連記事】
- 【前編から読む】雇用先夫婦の里子となった13歳女子中学生と”性交を伴う交際”44歳の男 検察側「親が厳罰を求めるのも至極当然」拘禁刑5年を求刑【判決詳報】
- ▼「娘がカラオケ店で性交された」小学6年の女子児童(12)に性的暴行か 22歳大学生の男「12歳と知っていながら性行為をした」
- ▼「2週間土の中に埋められていた人間ってどうなるか分かります?」変わり果てた20歳の娘と対面 ネットで知り合った49歳男に娘を殺害された父親の22年
- ▼「薬で理性を失って性交した」早朝の路上で26歳女性に刃物を突きつけ駐車場へ→着用中の下着を奪い性的暴行か 46歳会社役員逮捕
- ▼10代半ばの娘2人に性的暴行を加えた父親 姉は妊娠・出産、妹は中絶手術 ”娘らが望んでいた”父親の主張を裁判所が「荒唐無稽」と一蹴【判決詳報】