アップルカードを購入しようとした70代女性は「友達に手数料を払わなければならない」と半泣きで繰り返した…コンビニに居合わせた客は“元警察官の消防士”「警察時代の血が騒いだ」 店員と連携した“とっさの判断”とは
コンビニエンスストアで、店員と男性客が連携して高齢女性を特殊詐欺の被害から未然に防いだとして、18日、警察署から2人に感謝状が贈られました。 居合わせた男性客は、元警察官の消防士でした。 【写真を見る】アップルカードを購入しようとした70代女性は「友達に手数料を払わなければならない」と半泣きで繰り返した…コンビニに居合わせた客は“元警察官の消防士”「警察時代の血が騒いだ」 店員と連携した“とっさの判断”とは 境港警察署から感謝状が贈られたのは、ファミリーマート境港竹内町店の店員・渡邊珠美さんと、客として居合わせた矢倉孝介さんです。 先月26日午後6時頃、店に70代の女性が訪れ、5000円分のアップルカードを購入しようとしたことから、渡邊さんが購入理由を尋ねたといいます。 すると女性は、「友達に手数料を払わなければならない。困っているんです。」と女性は半泣きで繰り返し訴えました。 そこに居合わせた矢倉さんがスマホを確認したところ、SNS上で詐欺だと疑われるやり取りがあったことから、渡邊さんが警察に通報したということです。 矢倉さんは消防士で、元警察官です。 矢倉孝介さん 「警察時代の血が騒いだと言いますか、使命感というか。自分も今消防士をしているので、消防士も警察も市民の安全安心を守る仕事という面では一緒だと思うので、そこの使命感が働いて声をかけました。」 ファミリーマート境港竹内町店 渡邊珠美さん 「まず気づくことができて良かったなというのは思います。竹ノ内店のお客様に関してはご年配の方が多いので、今後も気を付けていきたいなというのは強く思いました。」 被害に遭いかけた女性は1人暮らしで、SNSでお金を借りられる人を探していたとのこと。 たまたま見つけた広告から「100万円を送金しますが、手数料として5000円分のギフトカードを購入する必要があります」というメッセージを受けて、メッセージアプリに誘導され犯人とやりとりし、今回ギフトカードを購入しようとしていたのだといいます。 矢倉孝介さん 「昔警察官をやっていた時の経験としてコンビニでアップルカードを高齢女性が買われるというので、おかしいなというのが最初にあって。 話を聞いていたところ、内容もSNSがらみの詐欺だなと声をかけました。 3年間働いた警察としての経験がここで活かすことができて、無駄な3年間じゃなかったなと、とても嬉しいです。」
境港警察署 小椋英樹警部 「店員とお客さんとの連携がはかれて阻止できたのが非常に良かったと思います。 今回はギフトカード5000円分と少額だったが、払った後に継続して多額の現金を振り込む、送るという手口もある。少額だからといって看過せずにもしらしたら詐欺かもしれないと声かけしていただきたい。」 警察は、今後も詐欺が疑われる行動があった場合は警察に相談してほしいとしています。
山陰放送
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