国立大学病院の7割が赤字…最も人口の少ない鳥取県で大学病院の黒字経営を実現できるワケ 教授が階段移動、日中は消灯…「ケチケチ大作戦」 地域医療の“最後の砦”守る工夫とは?
エレベーターの運用費は1回あたり20円。 1日に360回ほど上下するため1台当たり年間262万円もの経費がかかります。 職員が使用するエレベーターは4台、外来棟や病棟など含めると20台。 単純に計算すると年間5000万円ほどの経費がかかることになります。 小さなことからコツコツと。 黒字の秘密は鳥大病院が進める「ケチケチ大作戦」、エコにつながる活動の総称です。 鳥取大学 耳鼻咽喉・頭頚部外科学分野 藤原和典 教授 「まずは運動不足なので、勤務中にも運動ができるいい機会かなと思って健康増進のためにやってます」 経費削減とエコロジーを両立する「ケチケチ大作戦」は、このほかにも… 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター 上田敬博 センター長 「今までって郵送ですよね、それをしなくていいということになると、それで郵送費も削減できるわけですね」 これまで郵送だったやりとりをメールに変えて… 鳥取大学医学部附属病院 宮田麗 副看護部長 「透析室というところにゴミの分別のパトロールに行きます」 ゴミの分別パトロールに出発。 注射針などを捨てるゴミ箱の処理費用は、手袋やガーゼを捨てるゴミ箱と比べ、およそ2倍。 鳥取大学医学部附属病院 宮田麗 副看護部長 「ごみを処理するにもお金がかかるので、処理のお金を換算すると硬い段ボールのほうが処理するお金が高くなる。こっちのほうが安くなりますので、やはりちゃんとごみを分別することで、ごみの処理にかかるお金も安く済ませることができますし、環境にも優しいのでごみの分別をしています」 ちょっとした工夫で無駄をなくす取り組みは、こちらでも… 鳥取大学 産科婦人科学分野 谷口文紀 教授 「こちらで鳥取大学病院の病床の稼働率であるとか患者さんの全員の様子をリアルタイムに見えるシステムです」 病床稼働率を管理するマネジメントセンター。 去年導入されたシステムによって病院全体で空いている病床、ベッドが一目でわかるようになり、やりくりが簡単に。 稼働率は平均で3パーセントも上昇しました。
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